原発・放射能情報
ブルーウォーターワールド

2011年3月11日の東電福島第一原発の事故後、「放射能汚染の状況と対策」や「原発と放射能に関する最新情報」をお伝えすることを目的に本サイトは開設されました。 編集人Twitterロゴ
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6月 072012
 

ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

野田首相がついに大飯原発再稼働を決断した。
彼は安全と言うが、科学的、技術的な視点からみると疑問だらけだ。
【安全基準を半分満たしただけ】+【地震で地表がずれる可能性が露見】でも、再稼働しようとする独裁者的暴挙。

 原発設計技術者の後藤政志氏「30項目の安全基準は不十分だがきちんとやることが大事なのに半分も出来てない、本当は何も変わってない。付け焼刃に近い対策すらやっていない。安全の観点からむちゃくちゃで、世界中の笑いものになる。」

ANN「モーニングバード」(06/07/2012)
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 原発推進団体であるIAEAが定めた国際基準「5層の防護」に基づいて、原子力安全・保安院から出された暫定基準30項目のうち15項目を満たしただけで再稼動を決めようとしている野田政権。国会事故調で厳しく質問を受ける保安院長の姿を見れば過ちを犯していることは明らかだろう。

 さらに、「大飯原発に地表がずれる可能性」を指摘する新たな科学的知見もある中(下枠囲み記事)、それでも再稼働をさせるのなら「安全の根拠」を示す必要がある。
6月7日、原子力安全委員会の班目春樹委員長も、「最新の知見が出たなら、原子力安全・保安院で評価をしっかりやり直すべきだ」との見解を示した。(大飯原発下の断層「再度評価を」 原子力安全委員長が見解-6/8福井新聞

野田首相と米倉経団連会長

野田首相、背後霊のように後ろに映るのは米倉経団連会長

 野田総理は、8日の大飯原発の再稼働会見で「全電源喪失でも炉心溶融は起きない」と言ったがその根拠は何か?そもそも、『全電源喪失の対策など不要だ』という傲慢な姿勢がこれまでの業界の「暗黙」基準だったのだ。それを知って総理が言っていれば、再び「安全神話」を繰り返すだけのもうペテン師の領域だ。

 大江健三郎さんらの集めている『脱原発」署名が722万を超えて(6月5日現在)』いる上、政権お膝元の民主党でも『野田首相に大飯原発反対署名=鳩山元首相ら民主議員117人署名した民主党議員名簿)』という状況で、なお再稼働という暴挙に走る野田首相一派狂気の集団というべきだろう。

 もはや経済ではなく人の生き方や倫理の問題になっている原発の行方を、「国民のため(総理)」と偽善者的詭弁を吐く人間に「私の判断で(総理)」独裁的に決められてはかなわない。モラルのかけらも感じられぬこの人達に国家と国民の未来を託すわけにはいかない。

注目記事 arrow 『6月6日、活断層の専門家らが大飯原発、地表がずれる可能性があり「早急に現地調査を」と提言。』 (06/07/2012)
専門家の一人であり、原発賛成派を自認する渡辺満久東洋大教授(変動地形学)でさえ、保安院のデタラメ査定を「このままだと大変なことになる」と語っている。下のインタビューを聞くと愕然とする内容だ。何と、これまで本物のプロが地震査定をしているのではないらしいのだ。
MBSラジオ 06/06/2012】
原発と活断層~その実態-音声1』『原発と活断層~その実態-音声2

ANN『大飯原発直下に活断層の可能性:F-6断層:渡辺満久教授

動画投稿者 LunaticEclipseNuke20  画面右下の拡大マークをクリックすると全画面になります↑
その他関連報道記事
野田首相の再稼動宣言に4000人が抗議

【動画】野田首相の再稼動宣言に官邸前で4000人が抗議

・世論調査:『拡大を続ける日本の反原発世論、信頼を失い続ける大手メディア、うろたえる日本政府 』原発依存をやめるべき44%から70%に上昇。日本の反原発世論は広範な層に広がり、拡大を続けている!(ワシントン・ポスト全訳 6月5日)
・大飯再稼働、各地の反応『「福島の教訓どこへ」避難住民、怒りと落胆』(毎日新聞 6月9日)
・確証なき安全宣言『「大飯再稼働すべき」首相、来週にも決定』(東京新聞 6月9日)
・『新潟知事「国民生活を人質」首相の再稼働説明を批判』(朝日新聞 6月9日)
・『大飯再稼動を表明、「夏限定」は否定…首相会見』(読売新聞 6月9日)
・『大飯再稼働、首相「国民生活守るための判断」』(日経新聞 6月9日)
・『再稼働宣言「安全神話」吹聴する首相は原子力村の広報部長』(田中龍作ジャーナル 6月8日)

そして、再稼働反対の世論が強いことを反映した記事が多い中、野田総理を持ち上げ再稼働の決断を全面的に支持する産経新聞の驚愕の記事を下記ご紹介。電事連の広告替わりのタイアップ記事とも思える内容だが、是非、署名入りにしてもらいたい。ツッコミどころが満載だが、ここまではっきり書くと「逆赤旗」みたい(共産党さん、失礼!)でわかりやすい。今後は、産経新聞を『黒旗』と呼ばせていただく。(アナキストさん、失礼!)
・『大飯原発と首相 再稼働の決断を支持する』(産経新聞 6月9日)

野田首相の大飯原発再稼働の会見を添削する
急遽、素人の保安院に大飯原発の活断層を否定させた上で行われた会見。経産官僚が書いたであろうその内容は予想通りの詭弁とレトリックに満ちたもので、小中学生にも突っ込まれそうな支離滅裂ぶりだった。
「論理的矛盾と誤りを指摘せよ」なんて問題に実際に使えそうだと思っていたら模範答案がもう出ていた。arrow豚と心中』(06/09/2012)
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