原発・放射能情報
ブルーウォーターワールド

2011年3月11日の東電福島第一原発の事故後、「放射能汚染の状況と対策」や「原発と放射能に関する最新情報」をお伝えすることを目的に本サイトは開設されました。 編集人Twitterロゴ
サイト支援のお願い
サイト一覧 最新ニュース 放射線測定器(ガイガーカウンタ) 関連書籍 防災グッズ  N95マスク 地震モニタ
8月 292013
 

ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

旧ソ連より劣っている福島の避難基準、年間被曝量20ミリシーベルト。5ミリシーベルト以上を「強制避難」させ、1ミリシーベルト以上の「移住権利」を認めたチェルノブイリ原発事故の基本法なみにせよ!

避難・除染はどうなっている?

「モーニングバード」映像より

 福島での除染が効果なく失敗に終わっているのに、国や福島県は未だに除染に期待を抱かせ住民を放射能汚染地域にとどめおこうとする。
 補償も助成もろくにせず住民を避難させたくないのは、単に福島県の歳入と除染を請け負うゼネコンの儲けを失いたくないからなのだ。
 チェルノブイリ基本法が事故の5年後に制定されたものだとはいえ、そもそも、法律で定められた一般市民の被曝限度は「年1ミリシーベルト」であり、法を順守するならばそれ以上の被曝をする場所に人は住んではいけないのだ。日本の政府は法律破りをしていることになる。

テレビ朝日「モーニングバード」(08/29/2013)
国の避難・除染政策は甘いのではないか?
右下の拡大マークのクリックで全画面に↑
※ご覧になれない場合は、こちらのプレーヤーをお試し下さい。プレーヤーが、上のフレームと被る場合はブラウザを上下にスクロールして下さい。

馬場有・浪江町長
「今の除染技術では住民が住めるようになるのは困難。国は住民をただ戻そうとしているだけだ。」

南相馬市などで除染活動をする吉田邦博さん
「除染してもまた汚染してしまう。今では、除染は地域住民を福島県外に逃さないための口実だったと思う。お金は除染ではなく、せめて何の罪のない子供の避難に使ってもらいたい。」

国が公表したデータにも低線量被曝の影響を裏付けるものが有る

「モーニングバード」映像より

放射線専門医・西尾正道氏(北海道がんセンター)
「チェルノブイリ事故のウクライナ法では年間5ミリシーベルト以上は強制移住だ。5ミリシーベルトを超えると1ミリシーベルト増える毎に白血病が12%増加するという論文もある。国が公表したデータにも低線量被曝の影響を裏付けるものがある。」

 チェルノブイリ原発事故では、セシウム137で3万7000ベクレル/m2以上が「汚染地域」であり、18万5000ベクレル/m2(年間被曝量1mSv)以上が「移住の権利地域」、同55万ベクレル/m2(年間被曝量5mSv)以上が「強制避難」となっている。(参考記事「チェルノブイリ事故に関する基本法」)

日本の現行法

●一般市民の被曝限度は「年1ミリシーベルト」。(放射線障害防止法)

●一般市民の立ち入りが禁止される放射線管理区域は「年5.2ミリシーベルト以上

●原発等の労働者の労災認定基準は「年5ミリシーベルト以上

●放射線業務従事者の基準は「5年間で100ミリシーベルト」(年平均で20ミリシーベルト)

福島の避難基準は上述の「放射線業務従事者」なみの扱いとなっている。5年被曝させてから避難させるとでもいうのだろうか?

※冷戦中に米国内で繰り返された核実験の長期的影響を研究し「人間と放射線」の著者ジョン・W・ゴフマン医師の試算によると年20ミリシーベルト被曝で1万人中80人ががんで死亡。(小出裕章氏:成人が年間1ミリシーベルトの被曝を受けると2500人に1人、年間20ミリシーベルトの被曝を受けると125人に1人が癌になる。放射線への感度が成人の5倍ある子供が年間20ミリシーベルトの被曝を受けると25人に1人が癌になる。)

(原発・放射能情報-新着バックナンバー)
今月の新着 2014年8月の新着 2014年7月の新着 2014年6月の新着 2014年5月の新着 2014年4月の新着 2014年3月の新着 2014年2月の新着 2014年1月の新着 2013年12月の新着 2013年11月の新着 2013年10月の新着 2013年9月の新着 2013年8月の新着 2013年7月の新着 2013年6月の新着 2013年5月の新着 2013年3-4月の新着 2013年2月の新着 2013年1月の新着 2012年12月の新着 2012年11月の新着 2012年10月の新着 2012年9月の新着 2012年8月の新着 2012年7月の新着 2012年6月の新着 2012年5月の新着 2012年4月の新着 2012年3月の新着 2012年2月の新着 2012年1月の新着 2011年

サイト支援のお願い当サイトの維持のため寄付や広告出稿によるご支援をお願い申し上げます。

arrow【注目記事】この記事を読んでいる人はコチラの記事も読んでいます。

  • 防ぐことができたはずの汚染水漏れ防ぐことができたはずの汚染水漏れ 小出裕章氏(京大)は、「汚染水問題は、今に始まったわけじゃない。こうなることがわかっていたのに2年間、対策を何も講じないまま放置し続けてきた無能な政府と東電の責任は大きい」と怒り […]
  • 福島第一原発3号機は大丈夫か!?福島第一原発3号機は大丈夫か!? ウランとプルトニウムの混合物であるMOX燃料を使用していたプルサーマル原子炉の福島3号機が危険な兆候を示している。  湯気が発生している福島第一原発3号機5階で、最大2170ミ […]
  • 空白の初期被ばく~消えたヨウ素131を追う~空白の初期被ばく~消えたヨウ素131を追う~ 国が事故直後に十分な実態調査を行わず不明だった「ヨウ素131による初期の甲状腺被ばく」を、甲状腺がんへの住民の不安を拭うために、一部の学者たちがボランティアで解明。  1月12 […]
  • 映画にできること 映画監督・園子温と大震災映画にできること 映画監督・園子温と大震災 南相馬市でのひとつの出会いから、「希望の国」の着想へ  さまざまなジャンルの表現活動を揺さぶった東日本大震災と原発事故。かつて経験したことのない大災害の後に、芸術や思想にいった […]
  • 福島原発事故による生態系への影響は?福島原発事故による生態系への影響は? 何故か日本のマスメディアが避けてきた話題-「放射能被ばくによる生物の『奇形』」をテレビ朝日が報道。  昨年10月、ドイツのテレビ局が、「福島原発事故の放射能被曝でチョウの一種「 […]
  • 大臣退席に双葉町長が抗議のスピーチ!大臣退席に双葉町長が抗議のスピーチ! 口先だけの民主党政権を厳しく非難する双葉町長。  かつて、広島、長崎への「原爆投下」を察知しながら空襲警報すら鳴らさなかった大本営。さらに被爆後、米国の言いなりに「原爆被害」を […]

現在コメント投稿は停止しております。