10月 232013
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実
『深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」の嘘が露呈。)

現役官僚が内部告発!「政」「官」「財」が結びつく『原子力ムラ』の実態と『原子力行政』の闇を小説の形で暴露。

新刊『原発ホワイトアウト』
「電力会社・政権政党・霞が関が、何故、無理矢理にでも原発を再稼働しようとしているか、1人でも多くの人に知ってもらいたい。これがこの本を書いた動機です。」(著者)
先月以来、既に5万部が売れているという話題の小説「原発ホワイトアウト
」著者に朝日放送が初インタビュー。先日、「週刊現代」もスクープしていた。
この小説に実名で登場する古賀茂明氏「この本に書かれていることは、ほとんど本当です。著者には信念を貫いてもらいたい。それを潰さないためにも国民の支持が必要です。」
【内容要旨】
『告発1.政権交代への保険』

原子力ムラ側(電力連の役員など)が落選議員、野党議員にも幅広く就職の斡旋などを行うなどして、政治家に恩を売っておくのだという。
『告発2.電力モンスターシステム』

原発を動かすことで上図のように、取引先経由で業界団体にお金をプールして「政治献金」や「マスコミ対策(広告費)」などに使えるシステムができる。もちろん、割増で取引先に支払われたお金は総括原価方式により、消費者の電気代に含まれることになる。
このように原子力ムラが、原発に対する世間の懐柔資金などを消費者のいわば生き血を吸って生み出すシステムは、ある種、「麻薬」のようなもので、原子力ムラを形成する電力会社、政治家、官僚らが「原発再稼働」を求める最大の理由はこのモンスターシステムを失いたくないからなのだという。
この麻薬を断ち切らなければ「原発再稼働反対」と叫ぶだけではダメだろう。
一目瞭然!原子力シンジケート
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『告発3.放射能汚染水』

汚染水は海に流すしかないと、事故直後から霞ヶ関では言われていて、これが東電、経産省、日本政府の本心なのだという。
古賀茂明氏「事故直後から汚染水対策が指摘されながらも、今の問題に至るまで怠っていたことが、それを物語っている」
最後に、本の著者は「魂を売り渡した悪い官僚は全体の1割。残りの9割は良心と保身の狭間で迷っているはずだ」と語っている。
【関連記事】
スクープ!!『現役キャリア官僚が告発「原発汚染水は海に流すしかない」それが日本政府の本心です』
「週刊現代」が小説の著者(現役官僚)にインタビュー。本で告発した内容について詳しく語っている。
『「新○県知事、逮捕」現職官僚・告発小説のリアル』
小説『原発ホワイトアウト』(講談社)。発売わずか2週間で永田町、霞が関界隈を賑わす問題作だ。サブタイトルは「原発はまた必ず爆発する」。
【新刊書籍】
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