原発・放射能情報
ブルーウォーターワールド

2011年3月11日の東電福島第一原発の事故後、「放射能汚染の状況と対策」や「原発と放射能に関する最新情報」をお伝えすることを目的に本サイトは開設されました。 編集人Twitterロゴ
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10月 232013
 

ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

小泉純一郎元首相は「原発ゼロ」を主張しても脱原発デモや集会には決して参加しないだろう。何故なら、彼は、「再稼働反対」という訳ではないからだ。

※11月12日の会見で、小泉氏は、「原発の再稼働も認めない」立場を表明。(会見要旨
本記事中で一部あらぬ勘ぐりを書いたことをお詫びします。(編集人)(11/13/2013追記)
参考記事『小泉元首相が会見「原発、即ゼロに」安倍首相に求める

小泉元首相

小泉元首相

 2006年1月の国会での施政方針演説では、「安全を大前提に原発を推進していく」と言明していた小泉氏が、地震もないフィンランドで強固な岩盤でできている放射性廃棄物最終処分場「オンカロ」を視察した後、「原発ゼロ」を主張し始めて注目を集めている。
 原発再稼働を進める政府・自民党に真っ向から反対しているように見える小泉氏だが、今月16日、千葉県木更津市で演説し、「安全神話はもう信じない」とあらためて脱原発を主張した。その演説の全容をTBSがBS放送で取り上げた。
 内容に真新しい言説は無い。「原発ゼロ」を主張する根拠として、「核のゴミ(放射性廃棄物)の最終処分場がない」「原発はコストが高い」ことなどを挙げ、「(再稼働できる原発は)せいぜい数基。それなら代替エネルギーでできる」として環境にやさしい自然エネルギーによる循環型社会への転換を図るべきだと訴えた。このサイトを閲覧されている方なら全てご存知のことばかりのはずだ。
 また、「日本人は戦前の鬼畜米英から、戦後、親米へと大転換してたくましく成長してきたではないか。原発がなくても経済成長はやっていける。野党も脱原発である今、原発ゼロは、政治が決断すれば、ほとんどの国民も理解して協力してくれる。」と郵政民営化の時と同じような独特の奇妙な小泉節で締めくくっている。
 ただ、注目あるいは注意すべき点は、彼が「再稼働反対」とは一言も言っておらず、むしろ数基の再稼働を容認する発言すら、さりげなくしていることだ。小泉節の怖さがここにある。弟子である安倍晋三首相と打ち合わせ済みなのかもしれない。安倍政権の原子力政策の落とし所が見えてきた感じがする。
 片や経産省や自民党原発推進派には、もはや絶望的な原発新増設まで謳わせながら(『「原発の新増設を」経産省がエネルギー基本計画会合』、『自民議連、原発増設に踏み込む エネルギー計画中間提言』)、最終的に「原発輸出」「核燃料再処理」「国内原発は数基再稼働」という3本立てで原子力ムラの存続を図ろうとしているのではあるまいか。

週刊BS-TBS報道部(10/20/2013)
「小泉元首相“脱原発演説”の全容を聞く」
動画投稿者 tvpickup 右下拡大マークのクリックで全画面に

11/04/2013追記
小泉元首相、安倍首相らの「原発ゼロは無責任」に反論 講演内容詳細』(11月3日、横浜で開催された講演会)
原発推進論者からの「無責任だ」との批判に「事故前から放射性廃棄物の最終処分場のめどを付けられない事実があるのに、事故後も、めどが付けば原­発はやっていけると言う方が楽観的で無責任だ」と逆批判、反論した。

関連動画・記事
北欧で世界初の「核のゴミ」最終処分場「オンカロ」

関連動画ニュース

テレビ朝日(10/17/2013)
米ニューヨーク・タイムズ紙:「原発ゼロ」の小泉発言を歓迎すべき
右下の拡大マークのクリックで全画面に↑
※ご覧になれない場合は、こちらのプレーヤーをお試し下さい。プレーヤーが、上のフレームと被る場合はブラウザを上下にスクロールして下さい。

アメリカのニューヨーク・タイムズが、「原発ゼロ」を訴えた小泉純一郎元総理大臣の発­言を歓迎すべきだと評価し、「日本は原発の将来について健全な議論を始めるべきだ」と­主張した。

(原発・放射能情報-新着バックナンバー)
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