原発・放射能情報
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2011年3月11日の東電福島第一原発の事故後、「放射能汚染の状況と対策」や「原発と放射能に関する最新情報」をお伝えすることを目的に本サイトは開設されました。 編集人Twitterロゴ
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7月 182014
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

無責任極まる人たちがこの国を牛耳っている。内閣法制局が、集団的自衛権の行使を容認した閣議決定について審査を求められ、「意見はない」と回答し憲法の番人を放棄した件と、原子力規制委員会が、「基準には適合しているが、安全だとは言わない」と言いながら、川内原発再稼働に合格を出した件は本質は同じだ。安倍独裁政権下での無責任処世術なのだろう。「大飯原発差し止め」を命じた司法しか、もはやまともに機能しないのか?

「安全だとは言わない」田中俊一原子力規制委員長(7/16記者会見)

↑拡大:「安全だとは私は言わない」田中俊一原子力規制委員長(7/16記者会見)

 唖然!! 九州電力川内原発の事実上の再稼働に合格を出した記者会見で、能面ヅラで「基準には適合しているが、安全だとは言わない」と言い放った田中俊一原子力規制委員長。(参照記事:『川内原発:田中規制委員長「安全だとは私は言わない」』)
 さすが「暴走族のリーダーが暴走族取締り本部の本部長になるのと同じ」と就任時に例えられただけのことはある原子力ムラの村長だ。川内原発が大事故を起こした場合に備えて自分の逃げ道をしっかり用意した。
 新しい原子力規制基準は「世界で最も厳しい」レベルだと自負はするが、国内の古い原発が世界一の基準に合うはずもないことを実は自覚しているからだろう。

見切り発車の「合格」(テレビ朝日「報道ステーション」映像より)

↑拡大:見切り発車の「合格」(テレビ朝日「報道ステーション」映像より)

 規制委と政府は「稼働させる判断はしない」との立場で、実質的に再稼働の判断は電力会社と避難計画を丸投げされた立地自治体に委ねられてしまった。
 今回、審査の対象になったのは設備面での対策に過ぎず、住民避難対策などは、規制の対象になっていない
 国際原子力機関(IAEA)が定める「深層防護」と呼ばれる5層の安全対策の内、住民の被ばくを防ぐ「最後のとりで」の第5層の防災対策は、米国では規制の対象だが日本では、福島原発事故後も対象外でノーチェックだ。国は防災対策を自治体に丸投げしたまま再稼働に走ろうとしている。

動画ニュース(TBS)

動画ニュース(TBS)『川内原発 事実上「合格」秋にも再稼働・・・巨大噴火リスクは?』

 さらに、免震重要棟フィルターベントの設置など事故対策の一部は未完成で、巨大噴火リスクが全国1位であるにもかかわらず火山想定などの甘さも指摘されている。(下記「過去記事」参照)所詮、再稼働ありきの審査に過ぎなかったということだ。
 いずれにせよ、「安全」と誰が宣言して万一の際の「責任」は誰がどうとるのかを明確にしてからでないと地元の方々は再稼働に合意してはならないだろう。

(文責:編集人

テレビ朝日「報道ステーション」(約15分)が問題点をよくまとめている

テレビ朝日「報道ステーション」(07/16/2014)
『川内原発、規制委員会が適合判断』
右下拡大マークのクリックで全画面に

arrow関連記事と続報

地震学者が「川内原発の審査は『耐震偽装』ともいえる大問題」と警告』(09/29/2014)
耐震設計の基準とする揺れ=「基準地震動」を策定する手続きが規則で決められているのに、それを飛ばしている。これは基準地震動の過小評価につながる法令違反だ、とのこと。

【御嶽山の噴火】「(火山噴火の)予測は困難」と気象庁 火砕流の発生も不明』(09/28/2014)
ということだそうです。九電と原子力規制委の皆さん。2、3百人の登山者への避難勧告さえできないことが、現実問題として露呈した。火山学者たちも指摘するように「噴火予知など不可能」、論より証拠だ。それでも、政府・自治体と原子力ムラが「噴火は予知できる」と言い張り原発を再稼動させようとするならば、それはもう未必の故意による犯罪だ。

動画ニュース(9/23TBS)『東京で川内原発再稼働反対集会、1万6000人が参加』

動画ニュース(9/23TBS)『東京で川内原発再稼働反対集会、1万6000人が参加』

原発再稼働:反対集会でノーベル賞作家の大江健三郎さんらが呼び掛け 亀戸中央公園』(09/23/2014)
参加者は約1万6千人。大江氏「政府は地域住民の避難計画を十分つくらないまま川内原発の再稼働を進めている」
arrow関連記事『大江さんら、原発再稼働反対訴え 集会で「事故の反省ない」

川内原発の再稼働表明=山口科技相、安全性強調―IAEA総会』(09/22/2014)
何と、まだ地元の合意もないのに海外で表明?先に海外で既成事実を作っていくという安倍政権お得意の姑息な手法だ。いずれにせよ、原子力推進機関の年次総会での演説とは言え、世界に向けて日本の愚かさを表明することになる。

川内原発、「安全神話」に懲りないのか-原子力規制委の「審査合格」は穴だらけ』(09/21/2014)
火山審査は「科学的とはいえない」
●有事の際、燃料をどこへ搬出するのか
●実効性の保証なき住民避難計画
●改めて問われる「世界で最も厳しい規制?」⇒国内の古い原発が世界一の基準に合うはずもない。

川内原発再稼働までの流れ(09/10/2014ANN映像より)

↑拡大:川内原発再稼働までの流れ(09/10/2014ANN映像より)

川内原発、冬にも再稼働 規制委が審査書を了承 』(09/10/2014)
安全は保障しない。だが、「地震の揺れは最大620ガル、津波の高さは最大6メートルの見積りで妥当」、「火山噴火の可能性も小さい」と決めつけ、「避難計画」も不完全なまま再稼働を認めて、安倍政権と原子力ムラの虜と成り果てた原子力規制委。そして、万一の時は誰も責任をとらないのだ。

川内原発再稼働の是非
【審査の問題】「火山影響評価は科学的とはいえない」高橋正樹・日本大学教授
』東洋経済(08/07/2014)

川内原発再稼働の是非
【審査の問題】「住民の安全性を踏まえない規制委審査だ」植田和弘・京都大学大学院教授
』東洋経済(08/06/2014)

インタビュー:原子力規制委の審査「厳正でない」=元安全委技術参与』ロイター(07/29/2014)
滝谷紘一氏(71)は、ロイターのインタビューで、「(規制委は)科学的、技術的に厳正な審査をやっていない。政治や産業界からの要請に応えるべきということが支配しているのでは」と、批判。非常に重要な指摘がなされている。規制委に反論があれば聞きたい。

川内原発再稼働「反対」59% 朝日新聞世論調査』朝日新聞(07/29/2014)
・川内原発再稼働「賛成」23%、「反対」59%。
・原発を再稼働しないと経済に「悪い影響が出る」42%、「そうは思わない」43%。
・原発について「技術と管理次第では安全なものにできる」25%、「人の手に負えない危険性がある」63%。
・安倍晋三首相の原発政策について、福島第一原発事故の教訓が「生かされている」19%、「生かされていない」61%。

動画ニュース(テレビ朝日)『川内原発の半径5km圏内 住民に安定ヨウ素剤配布』

動画ニュース(テレビ朝日)

ヨウ素剤、初の住民配布 川内原発5キロ圏』日経新聞(07/28/2014)
川内原発の半径5km圏内 住民に安定ヨウ素剤を一斉配布、全国で初。発電のためには、住民に犠牲を強いることなどいとわない道を選ぼうとする鹿児島県。

他人のふりみて我がふり直す米国(07/26/2014)
米原発「避難計画再検討を」 科学アカデミー、福島教訓に 』(7/26日経新聞)
福島原発事故:米科学アカデミー「東電怠慢で被害深刻化」』(7/25毎日新聞)
そもそも住民の被ばくを防ぐ「最後のとりで」の防災(避難)対策を規制の対象にしてきた米国でさえ福島の事故を教訓に見直すとしているのに、我がふり顧みず避難計画そっちのけで原発再稼働に走る狂気の日本。恥ずかしくはないか?

原発再稼働を問う-「世界最高の基準」に根拠なし』朝日新聞(07/22/2014)
田中・原子力規制委員長「世界最高というのは、やや政治的というか言葉の問題で具体的ではない」
結局、「世界で最も厳しい」と言い切る安倍晋三首相の思考停止を招きかねない断定調の言葉づかいは、周囲の懸念を払拭する「手段」でしかない

原発事故避難計画実効性の向上に反映3割のみ 19道府県の時間試算』共同通信(07/20/2014)
原子力規制委員会が再稼働にOKを出した川内原発でも遅れが目立っており、防災面の整備が置き去りにされている実態があらためて浮き彫りに。

安倍首相「川内はなんとかします」 九電会長らと会食』朝日新聞(07/19/2014)
「原発の安全性は規制委の判断に委ね、再稼働は事業者の判断で決めること」と政府は責任逃れの逃げ腰姿勢を打ち出しながら、政府の最高責任者が再稼働を事業者にコミットする矛盾は何だ?犯罪に問われないのか?

「原発再稼働」加速へ、安倍政権 避難計画は審査の対象外』朝日新聞(07/17/2014)
住民避難計画などの課題は置き去り、再稼働の責任は規制委にあるのか政権側にあるのかあいまいなままの見切り発車。

川内原発再稼働「適合」 「厳格審査」に穴』東京新聞(07/17/2014)
事故対策の一部は未完成で、火山想定などの甘さも指摘されている。事故時に周辺住民が安全に避難できることは最重要の対策だが、審査対象になっていない。世界最高水準どころか「欠落」の多い審査だ。

鹿児島・川内原発:再稼働へ 与野党、割れる評価 あいまい派も 「反対」共・生活・社のみ』毎日新聞(07/17/2014)
生活、社民、共産の3党のみが反対。覚えておこう。風見鶏のような曖昧な態度の政党など政治家の姿にあらず。

川内原発再稼働、海外メディアも報道 世論との距離指摘』日経新聞(07/16/2014)
再稼働決定に至るプロセスと世論との乖離が海外の人々の目には奇妙で不思議に映るのだろう。つまり、誰が最終決定をして万一の時は誰が責任を取るのかが曖昧ということだ。

arrow過去のサイト内関連記事
記事 重要!!川内原発の周辺自治体 複合災害 想定せず』(07/11/2014)
東京新聞(07/10/2014)

↑拡大:九電・川内原発で重大事故が起きたら、兆単位のツケが国民に!(07/10/2014東京新聞記事)

周辺自治体が、原発の重大事故と、台風などの自然災害とが同時に起きる「複合災害」への具体的な対策を練っていないことが判明。
arrow関連記事『川内原発・再稼働の地獄絵巻』(07/09/2014)
記事 怒り!!川内原発事故対策拠点、進まぬ整備、再稼働判断の対象外』(07/06/2014)
事故時に情報を集め避難指示などの拠点になる「オフサイトセンター」の再整備進まないのに再稼働を先行させるなどとんでもない!
記事 必読!!川内原発:火山対策、予知頼みの無謀 専門家警告』(06/26/2014)
九州電力がモニタリングの対象とする火山(06/26/2014毎日新聞記事より)

↑拡大:「九州電力がモニタリングの対象とする火山」(毎日新聞記事より)

火山のモニタリングをすれば安全という新たな「安全神話」が誕生している。
中田節也・東大教授が指摘するポイント
・「錦江湾の地下にマグマがたまっているというのは火山学者の常識。そろそろ何かの兆候があっても不思議ではない」
・「安全に核燃料を運搬するために数年前に噴火の予兆を把握することなど無理だし、保管場所も決まっていない。詰めるべき点はたくさんある」
・「噴火で原発に被害が出れば責任は火山学者に押し付けられるだろう。東日本大震災で地震学者の責任が追及されたのと同じ構図になるかもしれない」
・「川内原発はあの場所に造るべきではなかった。今も不安材料があるのだから、再稼働には慎重になるべきだ。どうしても動かしたいなら、政府は核燃料の搬出先の確保など安全対策に積極的に関与しなければ。モニタリングを重視するなら火山研究者を増やしたり、財政的な支援をしたりしなければならない。そこまで政府は腹をくくっているか?」
記事 怒り!!原発30キロの病院、避難計画作成1割 遅れる弱者対策』(06/18/2014)
避難中に死亡した双葉病院の患者遺族が東電提訴

【動画と記事】原発4.5km大混乱の中、闘った病院-福島原発事故後、大熊町・双葉病院では避難中に50人もの入院患者の命が失われた。

このままだと重大事故が起きれば、長時間の避難が負担となって高齢者の死亡が相次いだ福島原発事故の二の舞となる。最大の問題は、原子力規制委員会が避難計画を再稼働要件に入れておらず、国が避難計画作成に責任を持たず自治体に丸投げしていることにある。つまり、避難計画がなくても、国は原発を再稼働できるのだ。政府のズルさがまた露呈した。米国では、規制委員会が避難計画をチェックして住民が安全に避難できる内容でなければ、原発の稼働を認めないというのに、避難計画を疎かにして何が「世界最高水準の安全基準」(安倍晋三首相)だ
arrow関連記事『原発避難計画、現場に丸投げ 経路・手段「矛盾だらけ」』(06/18/2014)
「原発の知識がないのに、避難計画を作るのに参考にできるものがない。」「再稼働に向けてのアリバイ作りに過ぎない」という現場の声。
arrow関連ページ『避難中に死亡した双葉病院の患者遺族が東電提訴
【動画と記事】原発4.5km大混乱の中、闘った病院-福島原発事故後、大熊町・双葉病院では避難中に50人もの入院患者の命が失われた。
記事 注目!!川内原発審査で火山噴火リスク軽視の流れ、専門家から批判』(05/30/2014)
九州電力川内原発

九州電力川内原発

さらに、地震について厳格な審査を行ってきた島崎邦彦委員長代理を再任しない人事案が27日、政府から提示され、政府が原発再稼動に向け地ならしを行っているとの批判も。そもそもカルデラ噴火が起きた場合、火砕流が到達する可能性がある薩摩川内市に原発を建てることは避けるべきだったのだ。再稼働など論外だろう。
記事 注目!!川内原発、審査最終段階に 九電、規制委に書類提出』(04/30/2014)
原発の巨大噴火リスクについては、火山学会が専門委員会を新設したものの、原子力規制委員会には、火山の専門家がいないまま再稼働にGOサインが出そうな雲行きだ。鹿児島県の川内原発では、3万年前の大噴火で火砕流が原発の敷地内まで到達したとみられている。
関連記事『川内原発・再稼働 噴火予知は適合性審査と別物
動画 必見!!選挙フェス in 鹿児島(木内みどり、山本太郎、福島のお母さん、三宅洋平、ありかわ美子)』(04/21/2014)
選挙フェス in 鹿児島(木内みどり、山本太郎、福島のお母さん、三宅洋平、ありかわ美子)

【動画】『選挙フェス in 鹿児島』で、ありかわ美子候補を応援する木内みどり、山本太郎、福島のお母さん、三宅洋平の皆さん

徳洲会グループの選挙違反事件による徳田毅氏の議員辞職に伴う衆院鹿児島2区補選まで1週間。安倍政権が、今夏にも画策している九州電力川内原発(鹿児島県)の再稼働に反対する「ありかわ美子」候補を応援しようと開かれた選挙フェスの模様。駆けつけた女優の木内みどりさん(0分~)、山本太郎参議院議員(10分~)、福島から避難した主婦(25分~)、ミュジシャンの三宅洋平さん(47分~)の正義と良識を訴える演説が心に響く。そして、候補のありかわ美子さん(1時間17分~)の演説。シンプルな国民の叫びがここにはある。同時中継されたツイキャスの粗い映像だが是非ご覧下さい。
記事 注目!!原発再稼働「反対」59% 朝日新聞世論調査』(03/18/2014)
男性は「賛成」が39%、「反対」が51%だが、女性は18%対66%と「反対」が圧倒的に多い。だが、安倍政権は世論には目もくれずに、今夏に九州電力川内原発(鹿児島県)を再稼働させるだろう。
記事 注目!!九電・川内(せんだい)原発、再稼働一番乗りへ 規制委、優先原発きょう決定』(03/13/2014)
動画ニュース(テレビ朝日)

動画ニュース(テレビ朝日)

一日でも早く原発を再稼働させたい安倍政権にせっつかれている原子力規制委員会。九電が基準地震動を540ガル(ガル=地震の揺れの強さを表す加速度単位)から620ガルに引き上げた案を了承したというが、福島第1原発を破壊した東日本大震災が最大で2933ガル、阪神淡路大震災では最大900ガル、新潟県中越沖地震では、柏崎刈羽原発で最大2000ガルだったことを忘れている?
記事 注目!!原発リスク:巨大噴火の影響大…泊、川内など 学者が指摘』(12/23/2013)
国内17カ所の原発に対する火山の危険性について、毎日新聞が全国の火山学者を対象にアンケートを実施。巨大噴火の被害を受けるリスク1位は鹿児島・川内原発。
記事5原発 運転再開に向け申請へ』(07/05/2013)
北海道電力の泊原発、関西電力の大飯原発・高浜原発、四国電力の伊方原発、九州電力の川内原発の合わせて5つの原発(10基)。
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6月 022014
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

『主文:被告(関西電力)は、大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない。』
 脱原発に舵を切ったドイツのように原発を経済面や技術面ではなく、倫理的観点から捉えていく必要性を示してくれた司法の正義と良心

NHK番組映像

NHK番組映像より

 福井県の住民らが大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求めた訴訟で、福井地裁は5月21日、住民の訴えを認める判決を出した。(関西電力は裁判を欠席した上、翌22日に名古屋高裁金沢支部に控訴。)

動画ニュース(テレビ朝日)

動画ニュース(テレビ朝日)

 脱原発を願う圧倒的世論の声を尻目に、まるで福島の原発事故などなかったかのように原発の再稼働や輸出に邁進する政府。彼らに対し、ずっと歯がゆい思いをしてきた多くの国民に、あたかも勧善懲悪ドラマのラストシーンでも見ているかのような胸のすく思いを抱かせる理性と倫理観に満ち溢れた劇的な判決文だった。

判決文の一部

↑拡大:判決文の一部(画像:@tosa_suigei さんより)
判決要旨全文はこちら

 樋口裁判長は、判決文の前段で「福島原発事故」に触れた後、「原発の安全性」について「地震の揺れの想定が楽観的で、原子炉を冷却する機能などに欠陥がある」、「原発には極めて高度な安全性や信頼性が求められているのに、確たる証拠のない楽観的な見通しの下に成り立っている」等の一連の判決理由を述べている。
 だが、本判決の最も秀逸で画期的なところは、右図に掲げたように「電力会社側は原発の運転が電力供給の安定性やコストの低減につながると主張するが、多くの人の生存そのものに関わる権利と電気代の問題を並べて判断することは法的に許されない」、「豊かな国土と国民が根を下ろして生活していることを取り戻せなくなることが国の財産の喪失だ」と指摘し、「本件原発の運転によって直接的に人格権が侵害される具体的な危険があると認められる」と結論付けた点である。より高い倫理観や道徳心が求められる裁判官ならではの、しかし原発訴訟では耳慣れない「人格権」に踏み込み言及したことは、極めて注目に値する。

原発から半径250km圏

↑拡大:福井地裁が判決で「住民の人格権が侵害される」と認定した「原発から半径250km圏」を全国の原発に適用した場合(画像:「赤旗」23日付3面所載、@akahataseiji さんより)

 脱原発に舵を切ったドイツのように「原発を経済面や技術面ではなく、倫理的観点から捉えていく必要性」を示してくれた司法の正義と良心を感じざるを得ない。同じ視点が本件の上級審や他の原発提訴案件にも引き継がれることを望みたい。

 原発を続けるか廃止するかは「人間の生き方」の問題だからと、あえて原子力専門家を排除し原発を倫理観で捉え直し脱原発を決めたドイツ。それに比べ、福島原発事故の責任も取っていない原子力ムラを中心に再稼働に進む愚かな日本。原発ゼロを決断したドイツでの議論の中心は『社会的倫理』だったが、長年に渡り原子力ムラに取り込まれ、原発をエネルギー問題と経済問題からの視点からしか見ない我が国の権力中枢にこそ、この判決の持つ重い意味を受け止めて欲しい。

 エネルギー問題は国策ではあるが、弱者を食い物にし未来の人々にも迷惑をかける原発に関する限り経済以上に人や国の「倫理」と「生き方」の問題として考えなければならない。

(文責:編集人

arrow関連記事
論点>福井・大飯原発運転差し止め判決』毎日新聞(06/13/2014追加記事)
東日本大震災を受けて示されたこの異例の判断を、識者はどう受け止めたか。2006年に金沢地裁の裁判長として志賀原発2号機の運転差し止めを命じる判決を出した井戸謙一(弁護士)、原子力ムラからは住田健二(元原子力安全委員長代理)、そして元NHK記者で過去、原子力関連の特番にも出演してきた柳田邦男(政府事故調委員・作家)の3氏が語る。判決文を熟読すれば、誰の目にも住田氏の主張が極めて稚拙で低次元のものであることがわかるというものだ。

大飯原発 運転再開認めない判決』NHK(05/22/2014)

今回の判決についてNHK大阪放送局「かんさい熱視線」(約25分)とテレビ朝日「モーニングバード」(約21分)が特集で取り上げている。

NHK大阪放送局「かんさい熱視線」(05/30/2014)
『判決は何を問いかけたのか~大飯原発差し止め訴訟~』
右下拡大マークのクリックで全画面に

【番組解説】
 今月21日、福井地裁で大飯原発の運転を差し止める判決が下された。
 福島第一原発事故後、原発を運転しないよう命じた初の司法判断だ。
 地震のメカニズムは科学的に解明しきれておらず、福島の事故の原因究明もできていない中、安全性に不安を抱く住民の「人格権」を守るには国の規制をクリアするだけでは不十分と断じた。
 福島の経験を踏まえ、万が一にも深刻な事故が起こらない原発にするにはどうすればよいのか。判決から考える。
NHK番組解説ページより引用。)
テレビ朝日「モーニングバード」(05/29/2014)
『原発再稼働差し止め判決に、再稼働賛成派・反対派は』
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《参考データ》
関電の主張する大飯原発における地震の基準地振動:700ガル(但し1260ガルまでは耐えうるとしている)
しかし、2008年の岩手・宮城内陸地震では過去最大の4022ガルが観測されている。
福島第1原発を破壊した東日本大震災が最大で2933ガル、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)では最大900ガル、新潟県中越沖地震では、柏崎刈羽原発では基準地振動(450ガル)のところ1699ガルを観測した。

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そもそも再稼動して本当に安全なのだろうか?
原発設計技術者の後藤政志氏「30項目の安全基準は不十分だがきちんとやることが大事なのに半分も出来てない、本当は何も変わってない。付け焼刃に近い対策すらやっていない。安全の観点からむちゃくちゃで、世界中の笑いものになる。

大飯原発再稼働、「避難路」の問題点
大飯原発の安全性が十分確認されていないことは、もはや周知の事実だ。他にも、周辺の住民が大きな不安を感じているのが、万が一の際の避難路だ。その問題点とは?映像で解説。

官邸前に大飯再稼働反対の万余の声
主催者発表10万人以上。4万5千人が集まった1週間前のデモをはるかに凌ぐ人数が集結!

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5月 092013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

現存の原発を稼働させることが前提では、「世界一厳しい安全規制基準」など作れるはずがない。それでは国内の原発全てが不適格となるからだ。

そもそも福島原発事故は「地震とは関係ない」と言い切れるのか

「モーニングバード」映像より

 そもそも福島原発事故は「津波」ではなく「地震」で原子炉や配管が壊れて起きたのではないか?この可能性は、国会事故調や民間事故調も指摘しており、これまでテレビ朝日「報道ステーション」などのメディアでも度々取り上げられてきた。(関連記事:『原発事故の「津波原因説」を覆すこれだけの証拠』『民間事故調報告』)
 このほど追跡検証を行った同局「モーニングバード」が、1号機の(無電力でも8時間原子炉を冷却するはずの)「非常用復水器」が地震で損傷を受けたのではないかとする極めて重要な確証を得た。

田中委員長「世界一厳しい基準にする」

「モーニングバード」映像より

 原発の再稼働を目論む原子力ムラは、あくまで事故原因を津波とする主張を変えていないが、地震による損壊を否定出来ない以上、原子力規制委員会は、現在新しく策定中の「世界一厳しい安全規制基準」でこの問題を看過することはできないだろう。

佐藤 暁 氏

佐藤 暁 氏

 だが、原子力コンサルタントで元GE技術者の佐藤暁氏は、「海外に比べ、地震に対する設計基準やテロ・火災への対策が不十分」で「現存の原発を稼働させることが前提では、世界最高の安全基準を作ることができない」と根本的な問題に言及している。「世界一厳しい安全規制基準」では国内の原発全てが不適格となるというのだ。
 福島事故の原因も未だ不明で収束の見通しも無い泥沼状態の中、また核のゴミの最終処分地も決まらぬまま、国内の原発再稼働を目指す安倍晋三首相。彼は、前回の首相在職中、国会で福島原発の津波の危険性を指摘されながらも対策を怠った人物、つまり原発事故のA級戦犯なのだが、先日「日本の原発は世界一安全」と大ボラを吹聴し地震国トルコへの原発輸出を決めてしまった。世界中の常識人は皆、唖然、呆然として目を丸くしたのではあるまいか。

テレビ朝日「モーニングバード」(05/09/2013)
福島第一原発事故は「地震と関係ない」と言い切れるのか?
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 福島第一原発の過酷事故は、津波ではなくて地震で壊れて起きたのではないか?
国会事故調委員の田中三彦氏は事故調の調査で1号機4階に入ろうとして、東電側の虚偽説明の隠ぺい工作にあい断念した。また、今年3月、民主党前議員の川内博史氏が1号機の内部調査を実行した。その時の映像を見ながら検証する。

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2月 052013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

原発廃炉のコスト負担はどうなるのか?

規制委の活断層調査

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 敦賀原発は、原子炉直下の活断層の疑いが濃厚で廃炉の方向性が強まってきたが、その結果として特にコスト面ではどのような影響があるのか。
 関西電力は敦賀原発を抱える日本原燃に対し、原発が停止中で1ワットも発電していなくても莫大な金を支払い続けており、それは国民の電気料金に上乗せされている。予定外の廃炉でこれまでの廃炉積立金だけでは賄えない費用のツケも同様に国民に回そうという腹積もりだろうが、2兆5千億円近く貯め込んでいる内部留保を充てて面倒を見たらどうだ

NHK「クローズアップ現代」(02/04/2013)
『原発と活断層 規制委調査の波紋』

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 各地の原発で断層の調査を進めている国の原子力規制委員会の専門家会議。福井県の敦賀原発について報告書の案を示し、「2号機の真下を走る断層は、安全側の判断として活断層である可能性が高い」と結論づけた。
 規制委が報告書をもとに、最終的に「運転再開を認めない」と判断すれば、去年9月の発足以来、初めて原発の運転を制限するケースになるとして、注目されている。
 今回の調査で、なぜ、活断層と判断されることになったのか。敦賀原発をはじめ、各地の原発で、どのような影響が出るのか。変わる国の原子力規制の深層に迫る。
NHK「クローズアップ現代」番組解説ページより引用)

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1月 312013
 
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専門家の結論が出ているのに、廃炉勧告を出さないのは何らかの圧力があるのではないか!?

1/29ANNモーニングバード

ANNモーニングバードより

 敦賀原発の活断層調査では、昨年末から開かれている有識者会合で全員が2号機直下に通るD-1断層が活断層の可能性が高いという結論を出した。だが、島崎原子力規制委員長代理が、突然、他の有識者にも聞いてみるということを言い出している。
 ちなみに、米国では活断層が1つでもあれば、その原発を捨てるか、耐震補強に何千億円かけてでも稼働を続けるかの選択をしていることは前の記事で紹介した。NNNドキュメント『活断層と原発、そして廃炉。米、独、日本の選択』原発の再稼働と新規建設を望む自民党政府と電力会社には、その覚悟ができているか?

ANN「モーニングバード」(01/29/2013)
『敦賀原発「活断層の可能性高い」島崎委員長代理に圧力が?』
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1月 302013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

廃炉になっても数十年を要する解体作業を莫大な費用をかけて行わねばならない原発。しかも、その後も、何万年という気の遠くなるような間ずっと「核のゴミ」の世話を未来の人々に押し付けるのだ。

 活断層と原発、そして廃炉。アメリカ、ドイツ、日本の選択原子炉建設予定地の真下に活断層が1つあることがわかり、それまでかかったお金と労力を無駄にしても建設を中止したアメリカ。福島原発事故の惨状を見て脱原発を決意したドイツでは廃炉の作業が続けられているが、そもそも廃炉の手順とその費用を誰が負担するのかまでが明確でないと原発の建設が認められなかったという。
 一方、縦横に何本も活断層が張り巡らされていても、お構いなしに50基以上の原発を造ってきた日本はどうか。福島原発事故の収拾もできない上に、放射能汚染と被曝への不安が消えない中、平気で活断層上の原発再稼働や新規建設を目論む人たちがいる。世界から見れば狂気そのものだろう。

日本テレビ「NNNドキュメント」(01/28/2013)

動画投稿者 tvpickup  画面右下の拡大マークをクリックすると全画面になります↑
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 今、原発敷地内の破砕帯が活断層かどうか?が問題となっている日本の原発群。今後を考えるヒントとなる原発をアメリカで見つけた。伝えたい3つの事。

  1. フンボルト原発では、操業後に敷地の近くに活断層が見つかった。そして後に廃炉となる。どういう経緯だったのか?
  2. ボデガ原発でも建設中、直下に一本の小さな断層が見つかり、建設中止となった。なぜ?
  3. ディアブロ原発は、5㎞沖に活断層が見つかり44億ドルかけて耐震補強した。存続させるのに、超巨額が必要な事がわかる。

 更に、原発ゼロを決定し廃炉作業を進めるドイツの廃炉会社を取材。見えて来たのは廃炉完了までに途方もない労力とコスト、気の遠くなる歳月が必要な事…まさに活断層上の原発を続けるも地獄、廃炉も地獄…。

日本テレビ「NNNドキュメント」番組解説ページより引用)

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10月 222012
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

ここまでわかっていて、そして、わからなくて原発稼働に挑戦する?

原発直下に活断層?「断層列島」とどう向き合うか

NHK映像より

 原子力規制委員会は、大飯原発の「活断層」調査を11月2日に行う。調査団には、早くからこの問題を指摘していた東洋大の渡辺教授らも加わっている。
 そもそも断層活動から生まれた日本列島には、いたるところに活断層と無数の破砕帯がある。最先端の科学的知見を学べば、この国の原発稼働が狂気の沙汰であることがよくわかる。

NHK「サイエンスZERO」(10/21/2012)
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全国各地の原発で断層の再調査が進められている。

東日本大震災で海溝付近の震源域が連動したように、複数の活断層が連動することで、想定を超える巨大地震が発生する可能性があるのではないか。さらに、活動しないとされていた原発直下にある断層が動き、地盤にズレが生じる可能性があるのではないか、と専門家は指摘する。

東日本大震災では、国や電力会社が動かないと判断していた断層が活動し、地震が起きたことが明らかになった。
「断層が全くない場所はない」と言われている日本。断層とは一体どのようなものなのか、断層とどう向き合って行けば良いのか。最新の研究をもとに、原発が抱える活断層の問題に迫る。
(※NHK「サイエンスZERO」解説ページより引用)

関連ページ

・動画と記事『志賀原発直下に活断層!?』 (07/18/2012)

・動画と記事『原発50基 本当にこのまま再稼動していいの?』 (06/15/2012)

・動画と記事『活断層の専門家らが大飯原発、地表がずれる可能性があり「早急に現地調査を」と提言。』 (06/07/2012)

関連動画

地下で異変?福島原発で直下型地震の危険(2/16ANN「モーニングバード」) 02/19/2012
目を覚ました断層で、福島原発が再び大地震に見舞われる恐れがあると東北大の趙大鵬教授らが、警鐘している。また、かねてから京大の小出裕章氏は、今後の余震で4号機のプールが崩壊してしまう危険性をずっと指摘している。参考記事『福島原発に新たな脅威―直下型地震

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「原発の下に活断層」専門家の指摘でどうなる?

志賀原発直下に活断層!?専門家の指摘でどうなる?

「モーニングバード」映像より

 7月17日、原発周辺にある断層についての専門家会議が開かれ、原発直下の活断層を再調査するよう求める声が続出した。しかし、志賀原発直下の活断層を指摘する専門家に対して、「これは侵食亀裂で活断層ではない」と言い切る北陸電力社員。北電に地質学者がいたとしてもこの頑なな姿勢でいいのだろうか!?原発意見聴取会では、「放射能の影響で誰も死んでいない」と御用学者もどきの発言をする電力社員がいたりとあきれてものが言えない亡国の電力社員達。全員リストラしてもらいたい!
 いずれにせよ、疑いのある原発については全て再調査の必要がある。

原発直下の活断層を再調査「あきれてものが‥」
ANN「モーニングバード」(07/18/2012)
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志賀原発直下に「活断層」か 大飯原発にも?
ANN「報道ステーション」(07/17/2012)
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7月 112012
 
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嘘がバレそうになると、隠していたことを後出ししてくる東京電力の変わらぬ姑息な体質。いい加減に観念したらどうだ?

 先週末、原発事故の「津波原因説」を疑う国会事故調査委員会の最終報告が出されたが、週明けに突然、東電が福島第一原発をおそった津波の写真33枚を公開した。この写真の中に、事故は「津波が原因」だとする東電の主張を覆しかねない重大な矛盾、つまり津波到達時刻と電源喪失時刻の謎が見つかった。
 要するに、原発事故は津波ではなく地震で起こったということなのだ。

ANN「報道ステーション」(07/10/2012)
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《「民間事故調報告書」関連記事抜粋》

 実は、原発事故の地震原因説は以前から指摘されていたが、以下は、2012年2月28日、原発事故の検証を進めてきた民間事故調査委員会が公表した報告書の記事からの抜粋である。

事故は津波前の地震から起きていた?

ベント配管、地震で破損

ベント配管、地震で破損

・・・東電はこれまで事故の原因を「津波」による電源喪失だとしてきたが、地震そのもので原子炉の配管が破損し放射性物質が漏れ出していた可能性を示す注目すべき証言が報告書にある。下のテレビ朝日「報道ステーション」の映像や日経新聞『「この原発は終わった」作業員は顔面蒼白』(2012/2/27)の報道にもあるように、「原子炉の生(なま)蒸気を見た作業員がタービン建屋に送る配管が壊れたと考え、『この原発は終わった。東電は終わりだ』と思った」という証言である。このことは、原発の耐震性の見直しを必要とし「原発再稼働」にも大きく影響を及ぼす問題である。
2月28日テレビ朝日「報道ステーション」より
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6月 152012
 
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原発50基本当にこのまま再稼動していいの?

ANN映像より

多くの反対世論を無視して大飯原発の再稼動を宣言するという暴挙に出た野田総理。

 さらに、「他の原発も丁寧に個別に安全性を判断していく」と述べ自ら原発推進派であることを晒したが、その安全性について科学的知見から3つのポイントを再検証する。

ANN「モーニングバード」(06/14/2012)

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  1. 立地場所-いま原発がある場所は本当に安全なの?

    渡辺満久・東洋大教授は4年前から敦賀原発の断層の問題を指摘していた。原子力安全・保安院も4月、真下に活断層の可能性があり調査中と発表。廃炉の可能性もある。

    他の原発で真下に活断層がある可能性について(渡辺教授)
    若狭湾の敦賀、もんじゅ、美浜、大飯、下北半島の東通の原子炉の下、さらに浜岡と六ヶ所の再処理施設も可能性がある。

    大飯原発の危険性について(渡辺教授)
    敷地内の2号機と3号機のあいだにF6という断層があり、活断層に見える。またF6以外にも原子炉直下の破砕帯がある。調査してはっきりさせる必要があるのに再稼動させようとしている

  2. 老朽化-古い原発は大丈夫なの?

    原子炉の圧力容器は、中性子をあびることで脆性(ぜいせい)破壊があり老朽化すると割れやすくなると東大の井野博満名誉教授。ちなみにかつて沈没したタイタニック号も脆性破壊だったという。
    日本の原発の中でその危険性が高いのは、玄海1号、高浜1号、美浜1,2号、大飯2号、敦賀1号、そして福島第一1号(事故で爆発)がワースト7。
    ※しかし、新しい原子力規制法案(6月14日)では『原発廃炉“原則40年”を新規制組織で見直すことに』なっている。自民党は、運転42年を迎える美浜原発や古い原発の利権に絡んでいるのだろう。彼らの希望を丸呑みして、政府・民主党の方針だった「廃炉40年」が見直しとなった。

  3. 原子炉のタイプ-構造に問題がある原発がある。
    一番古いタイプの沸騰水型マーク1(爆発した福島1号機もこの型)は、格納容器が小さく、そのため構造が複雑で圧力がかかりやすく、壊れやすい、と元東芝の渡辺敦雄氏。

※関連ページ arrowそもそも再稼動して本当に安全なのだろうか?

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