原発・放射能情報
ブルーウォーターワールド

2011年3月11日の東電福島第一原発の事故後、「放射能汚染の状況と対策」や「原発と放射能に関する最新情報」をお伝えすることを目的に本サイトは開設されました。 編集人Twitterロゴ
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6月 022014
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

『主文:被告(関西電力)は、大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない。』
 脱原発に舵を切ったドイツのように原発を経済面や技術面ではなく、倫理的観点から捉えていく必要性を示してくれた司法の正義と良心

NHK番組映像

NHK番組映像より

 福井県の住民らが大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止めを求めた訴訟で、福井地裁は5月21日、住民の訴えを認める判決を出した。(関西電力は裁判を欠席した上、翌22日に名古屋高裁金沢支部に控訴。)

動画ニュース(テレビ朝日)

動画ニュース(テレビ朝日)

 脱原発を願う圧倒的世論の声を尻目に、まるで福島の原発事故などなかったかのように原発の再稼働や輸出に邁進する政府。彼らに対し、ずっと歯がゆい思いをしてきた多くの国民に、あたかも勧善懲悪ドラマのラストシーンでも見ているかのような胸のすく思いを抱かせる理性と倫理観に満ち溢れた劇的な判決文だった。

判決文の一部

↑拡大:判決文の一部(画像:@tosa_suigei さんより)
判決要旨全文はこちら

 樋口裁判長は、判決文の前段で「福島原発事故」に触れた後、「原発の安全性」について「地震の揺れの想定が楽観的で、原子炉を冷却する機能などに欠陥がある」、「原発には極めて高度な安全性や信頼性が求められているのに、確たる証拠のない楽観的な見通しの下に成り立っている」等の一連の判決理由を述べている。
 だが、本判決の最も秀逸で画期的なところは、右図に掲げたように「電力会社側は原発の運転が電力供給の安定性やコストの低減につながると主張するが、多くの人の生存そのものに関わる権利と電気代の問題を並べて判断することは法的に許されない」、「豊かな国土と国民が根を下ろして生活していることを取り戻せなくなることが国の財産の喪失だ」と指摘し、「本件原発の運転によって直接的に人格権が侵害される具体的な危険があると認められる」と結論付けた点である。より高い倫理観や道徳心が求められる裁判官ならではの、しかし原発訴訟では耳慣れない「人格権」に踏み込み言及したことは、極めて注目に値する。

原発から半径250km圏

↑拡大:福井地裁が判決で「住民の人格権が侵害される」と認定した「原発から半径250km圏」を全国の原発に適用した場合(画像:「赤旗」23日付3面所載、@akahataseiji さんより)

 脱原発に舵を切ったドイツのように「原発を経済面や技術面ではなく、倫理的観点から捉えていく必要性」を示してくれた司法の正義と良心を感じざるを得ない。同じ視点が本件の上級審や他の原発提訴案件にも引き継がれることを望みたい。

 原発を続けるか廃止するかは「人間の生き方」の問題だからと、あえて原子力専門家を排除し原発を倫理観で捉え直し脱原発を決めたドイツ。それに比べ、福島原発事故の責任も取っていない原子力ムラを中心に再稼働に進む愚かな日本。原発ゼロを決断したドイツでの議論の中心は『社会的倫理』だったが、長年に渡り原子力ムラに取り込まれ、原発をエネルギー問題と経済問題からの視点からしか見ない我が国の権力中枢にこそ、この判決の持つ重い意味を受け止めて欲しい。

 エネルギー問題は国策ではあるが、弱者を食い物にし未来の人々にも迷惑をかける原発に関する限り経済以上に人や国の「倫理」と「生き方」の問題として考えなければならない。

(文責:編集人

arrow関連記事
論点>福井・大飯原発運転差し止め判決』毎日新聞(06/13/2014追加記事)
東日本大震災を受けて示されたこの異例の判断を、識者はどう受け止めたか。2006年に金沢地裁の裁判長として志賀原発2号機の運転差し止めを命じる判決を出した井戸謙一(弁護士)、原子力ムラからは住田健二(元原子力安全委員長代理)、そして元NHK記者で過去、原子力関連の特番にも出演してきた柳田邦男(政府事故調委員・作家)の3氏が語る。判決文を熟読すれば、誰の目にも住田氏の主張が極めて稚拙で低次元のものであることがわかるというものだ。

大飯原発 運転再開認めない判決』NHK(05/22/2014)

今回の判決についてNHK大阪放送局「かんさい熱視線」(約25分)とテレビ朝日「モーニングバード」(約21分)が特集で取り上げている。

NHK大阪放送局「かんさい熱視線」(05/30/2014)
『判決は何を問いかけたのか~大飯原発差し止め訴訟~』
右下拡大マークのクリックで全画面に

【番組解説】
 今月21日、福井地裁で大飯原発の運転を差し止める判決が下された。
 福島第一原発事故後、原発を運転しないよう命じた初の司法判断だ。
 地震のメカニズムは科学的に解明しきれておらず、福島の事故の原因究明もできていない中、安全性に不安を抱く住民の「人格権」を守るには国の規制をクリアするだけでは不十分と断じた。
 福島の経験を踏まえ、万が一にも深刻な事故が起こらない原発にするにはどうすればよいのか。判決から考える。
NHK番組解説ページより引用。)
テレビ朝日「モーニングバード」(05/29/2014)
『原発再稼働差し止め判決に、再稼働賛成派・反対派は』
右下拡大マークのクリックで全画面に

《参考データ》
関電の主張する大飯原発における地震の基準地振動:700ガル(但し1260ガルまでは耐えうるとしている)
しかし、2008年の岩手・宮城内陸地震では過去最大の4022ガルが観測されている。
福島第1原発を破壊した東日本大震災が最大で2933ガル、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)では最大900ガル、新潟県中越沖地震では、柏崎刈羽原発では基準地振動(450ガル)のところ1699ガルを観測した。

arrow過去のサイト内関連ページ
そもそも再稼動して本当に安全なのだろうか?
原発設計技術者の後藤政志氏「30項目の安全基準は不十分だがきちんとやることが大事なのに半分も出来てない、本当は何も変わってない。付け焼刃に近い対策すらやっていない。安全の観点からむちゃくちゃで、世界中の笑いものになる。

大飯原発再稼働、「避難路」の問題点
大飯原発の安全性が十分確認されていないことは、もはや周知の事実だ。他にも、周辺の住民が大きな不安を感じているのが、万が一の際の避難路だ。その問題点とは?映像で解説。

官邸前に大飯再稼働反対の万余の声
主催者発表10万人以上。4万5千人が集まった1週間前のデモをはるかに凌ぐ人数が集結!

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3月 252014
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)
毎日新聞(03/25/2014)より

福島原発事故:被ばく線量を公表せず 想定外の高い数値で(1)
福島原発事故:被ばく線量を公表せず 想定外の高い数値で(2)

毎日新聞(03/25/2014)
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3月 212014
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

爆発もしなかった2号機からの放射性物質大量放出の原因は、皮肉にも冷却装置のRCIC(非常用復水器)からの放射能漏れで建屋に近づけずベント作業が阻まれた結果、格納容器が「破壊」されたことだった。

メルトダウン File.4『放射能”大量放出”の真相』

NHKスペシャル映像より

 福島第一原発事故で、福島の深刻な放射能汚染を決定づけ、関東にも放射能ホットスポットをもたらすほどの最も多くの放射性物質を放出したのは、1号機や3号機と異なり爆発もせず、震災直後に全電源喪失に見舞われても無電源でも動作する非常用復水器が働き3日間は原子炉の冷却ができていた2号機だ。
 3月14日から15日にかけてのこの大量放出の原因はこれまで解明できなかった「最大の謎」だったが、再現ドラマを織り込んだ「メルトダウン」という番組シリーズで事故原因を追いかけてきたNHKが、新たな事実と検証により一つの答を出してきた。
 事故の検証が十分でないのに、多くの課題を置き去りにしたまま、この映像を見てもそれでも安倍政権と原子力ムラは原発を続けるつもりなのか?(文責:編集人

NHKスペシャル(03/16/2014)
メルトダウン File.4『放射能”大量放出”の真相』
右下拡大マークのクリックで全画面に

「各号機の爆発やメルトダウン」と「放射性物質の大量放出」の相関図

↑拡大:「各号機の爆発やメルトダウン」と「放射性物質の大量放出」の相関図

 【参考時系列】
 3/12/15:36   1号機爆発
 3/14/11:01   3号機爆発
 3/15/06:00頃  4号機爆発
 3/15/06:10頃  2号機破損による放射性物質大量拡散

《番組内容要旨》

2号機ではベントが何故できなかったのか?
※ベント:格納容器の圧力を下げるため内部の蒸気を抜く作業

(8分10秒頃~)
3月14日にRCIC(非常用復水器と呼ばれる無電源でも動作する冷却装置)が停止、午後1時25分には原子炉水位の低下が始まりメルトダウンが近づく危機に、格納容器を守るため非常用電源によるベントを試みるも動作しなかった。
(16分10秒頃~)
予備ベント弁のチェックに向かうも一瞬で数十ミリシーベルトの高線量のため近づけず、原子炉建屋内は高濃度放射性蒸気に包まれておりベントを断念。
(18分頃~)
格納容器は耐圧限度内であるのにもかかわらず、何故、放射性物質が漏れ、建屋内が高線量になったのか?
RCICの軸から放射性物質が漏れた?

↑拡大:RCICの軸から放射性物質が漏れた?

検証実験によりその原因は、RCICの軸から(放射性蒸気を吸い出す装置は無電力で停止していたために)放射性物質が漏れた可能性が大きいと推測される。
皮肉にも、2号機からの放射性物質大量放出の原因は原子炉を冷却するために動いていたRCICが落とし穴となってベントができなくなり、格納容器から直接漏れ出したことだったのだ。

格納容器の「破壊」

3月15日午前10時、最後の砦「格納容器」が破られ白い蒸気が2号機建屋から出ている様子

↑拡大:3月15日午前10時、最後の砦「格納容器」が破られ白い蒸気が2号機建屋から出ている様子

(24分頃~)
3月15日午前0時41分、格納容器内の線量は毎時30シーベルトに達した。
3月15日午前8時45分、2号機建屋から吹き上がる白い湯気が確認されたため、作業員は撤退。正門付近の線量は敷地内で最大の11930マイクロシーベルトが計測された。また、東京・渋谷でも通常の2倍の放射線量を記録した。
格納容器が「破壊」され、大量の放射性物質が放出された瞬間でもある。
2号機が突きつけた重い現実、それは、格納容器に放射性物質を封じ込めることがいかに困難かということだ。

格納容器の意外な「弱点」

(28分頃~)
格納容器周辺の配管から漏れだす汚染水がロボット撮影で確認されているが、これは、高温のデブリ(溶け落ちた核燃料)が格納容器の想定外の壁を破った可能性を示している。

「ベント」の思わぬ落とし穴

原発近くで事故から3年経って見つかった事故直後の放射線量データ

↑拡大:原発近くで事故から3年経って見つかった事故直後の放射線量データ

(35分頃~)
爆発を起こした1号機に関しても、原発近くで事故から3年経って見つかった事故直後の放射線量データから新たな事実(放射性物質の漏えいルート)が浮かび上がっており、今の原発対策に警鐘を鳴らしている。
爆発前のベントの際にも高濃度の放射性物質が大量に放出されていたのだ。
サブチャン(圧力抑制室)で、放射性物質を0.1%に減らすはずなのだが・・・

↑拡大:サブチャン(圧力抑制室)で、放射性物質を0.1%に減らすはずなのだが・・・

ベントで蒸気を抜く際に格納容器の下にあるサブチャン(圧力抑制室)の水をフィルターにすることにより、放射性物質を千分の一に減らすと言われている。
サブチャン内で温度成層化が発生、半分しかフィルタリングできなかった?

↑拡大:サブチャン内で温度成層化が発生、半分しかフィルタリングできなかった?

しかし、ベント前に別ルートで送られていた蒸気によりサブチャン内で温度成層化が発生していたことが考えられ、放射性物質が水に取り込まれず半分しかフィルタリングできなかったのではないかと見られている。

 今回の検証で明らかになったのは、ベントができなかった2号機では格納容器が壊れ放射性物質が大量放出されたのに対し、ベントができた1号機でもベントを行う度に放射性物質の大量放出を招いていたことだ。つまり、ベントをしてもしなくても放射性物質が拡散されたという結果は同じだったということになる。
 前者のケースではベント弁非常用復水器に、そして後者のケースではサブチャン(圧力抑制室)に機能上、重大な問題があったことが指摘された訳で、福島第一原発が「欠陥原発」だったということになるのではないのか。もはや、事故原因を想定外の津波や地震だけのせいにする東電や原子力ムラの言い訳がまかり通るはずもない。
(文責:編集人
【番組解説】
NHKスペシャル映像

NHKスペシャル映像より

 「メルトダウンFile.2連鎖の真相(2012年7月放送)」で文化庁芸術祭大賞、「メルトダウンFile.3原子炉“冷却”の死角(2013年3月)」で放送文化基金本賞を受賞したシリーズの第4弾。
 今回は、“最大の謎”大量放出の原因に迫る。
 福島第一原発の事故でまき散らされた放射性物質は、チェルノブイリに次ぐ量に上り、それが原因で未だに13万人近くが避難を余儀なくされている。しかし、事故から3年たった今も、大量の放射性物質が、なぜ、どのようにして放出されたのか、明らかになっていない。
 関係者への膨大な取材と、専門家による独自の分析で浮かび上がってきたのは、思いもよらない放射性物質の漏えいルート。日本の原発が誇ってきた「多重防護」の弱点だ。さらに、事故後も、大量放出を防ぐための“最終手段”と位置づけられている「ベント」の思わぬ落とし穴も明らかになってきた。 専門家は「これは福島第一原発だけでなく、他の同型の原発も抱える弱点ではないか」と指摘する。
 核燃料がメルトダウンした後、なぜ、どのようにして放射性物質の“封じ込め”に失敗したのか。
科学的な検証とシミュレーション、関係者の証言からその真相に迫る。
NHK番組解説ページより引用。)

arrow関連ページ
※福島第一原発事故後、綿密な調査をもとに秀逸な報道を行っているNHKスペシャルテレビ朝日報道ステーションの番組から本記事に深く関連のあるものを(新しいものから)放送日順に抜粋。

必見!!泉田知事は変人か?』(07/31/2013)
県内に東電の柏崎刈羽原発をもつ新潟県知事が、原発の新規制基準への疑問を語る。

必見!!福島2号機に関するNHK報道に矛盾が・・?』(07/26/2012)
NHKスペシャルではSR弁が作動せず原子炉が減圧できなかったと伝え、ニュースではSR弁で減圧する度に外部に大量の放射性物質が放出されたと報道するNHK。ニュースvsスペシャル!?でも、どっちがホント?

必見!!メルトダウン-連鎖の真相』(07/22/2012)
あの日「メルトダウン」していく事故の現場でいったい何が起きていたのか? NHKスペシャルが、1号機が爆発した3月12日から2号機がメルトダウンをおこした3月15日までの3日間を徹底検証。

必見!!原発事故の「津波原因説」を覆すこれだけの証拠』(07/11/2012)
事故は津波前の地震から起きていた?テレビ朝日「報道ステーション」の調査報道。

必見!!メルトダウン 5日間の真実』(01/05/2012)
2011年12月28日放送のテレビ朝日「報道ステーションスペシャル」。原発事故直後の5日間の「そのとき本当に起きていたこと」を検証し、隠されていた真実に迫る≪テレビ朝日渾身の必見映像≫。

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3月 042014
 
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「(安倍晋三首相が『福島の放射能は完全にブロックしておりアンダーコントロールだ』と発言した)去年の10月以降はメディアに調査結果を話すことを政府から禁じられた。」放射能汚染の専門家への極秘インタビューが衝撃的だ。

ドイツZDF『フクシマの嘘』映像

ドイツZDF『フクシマの嘘』映像より

 福島第1原発事故から3年の3.11を前にして、悪化の一途をたどる現状をドイツ公共テレビZDFが取材、『フクシマの嘘-「隠蔽」「詭弁」「脅迫」』と題した渾身のドキュメンタリー(約30分)を2月末に放送した。
 同局は、事故直後からハーノ記者ら取材クルーを日本に派遣して数々のスクープを報道しており、2年前にも同じタイトルの番組を放送している。今回はその続編というべきリポートであるが、安倍晋三首相がオリンピック開催を勝ち取るために世界に向けてついた大嘘を改めて暴露した内容となっている。番組の冒頭部分で登場する安倍首相が「皆さんに保証しましょう。事故はコントロールされています。」と演説でしらを切る部分は、わざとボカシの映像になっていてどこかの怪しげな宗教団体の教祖様が信者を洗脳するシーンを彷彿とさせる演出を感じる。
 「政府が右と言っているものを、われわれが左と言うわけにはいかない」とトップが公言してはばからないNHKをはじめ、原子力ムラの息のかかった日本のテレビ局に、このような真実を伝える番組を制作する気力と良心はまだ残っているか?(文責:編集人

ドイツ公共テレビZDF(02/26/2014)
『フクシマの嘘-「隠蔽」「詭弁」「脅迫」』
右下拡大マークのクリックで全画面に

【内容要旨】

 登場人物は、双葉町で墓参りをする井戸川元町長からはじまり、小出裕章京大助教の「フクシマはこれまででもチェルノブイリ事故での同量の核物質が放出されており、現在も放出され続けており『out of control』である」との見解、また事故直後の地下水遮断計画が、どのように阻止されたかも菅直人元首相馬淵氏の証言でレポート。

 さらに阿武隈川が流域の山系のセシウムなどを集めて、河口沖では、驚くべき海洋汚染が続いているが全く無視されていることを京都大学の研究者の現場でのモニタリングで伝えています。(福島第1原発から80km離れた仙台の阿武隈川の流域一帯が汚染しており、毎年10テラ(兆)ベクレルのセシウムが海に運ばれ食物連鎖により驚くべき海洋汚染が進行中。)

 また除染作業がホームレスの人たちを使うヤクザの食い物になっていることを、仙台の今井牧師と被害者の匿名証言で報道。

 泉田裕彦新潟県知事の「今、新しい『原発安全神話』を作ろうとしている」との見方も伝えられています。

 井戸川元町長の「日本政府の非人間性への激しい怒り」を共有するジャーナリストチームの優れた仕事です。

(ドイツ・ベルリン在住ジャーナリスト、梶村太一郎氏ブログ-反核覚え書き「明日うらしま」より引用。)

arrow2012年放送の『フクシマのうそ』(03/20/2012)

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 独ZDFハーノ記者の取材による渾身のドキュメンタリー・リポート。
 福島原発で仕事をしてきたナカ・ユキテル氏や菅前首相、かつて東電のトラブル隠蔽を告発した(参考記事)米GE社の元技術者ケイ・スガオカ氏、佐藤栄佐久前福島県知事、衆議院議員河野太郎氏らへのインタビューを通じて「原子力ムラの無責任な実体を浮き彫りにし今回の事故の根源に迫っている。
 これを見れば事故が人災であること、そしてその犯人は誰の目にも明白だ。
 番組は、不安定な4号機の燃料プール崩壊(参考記事)を招きかねない首都直下型大地震が高確率で迫っている(参考記事)と予測する地震学者の島村英紀氏の話とそれに対する東電責任者の頼りないインタビューで終わっているが、日本のマスメディアには、ここまで真実を暴く勇気はあるか?(書き起こし記事)(ハーノ記者へのインタビュー動画
(文責:編集人
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毎日新聞(09/25/2013)より

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福島第一原発の廃炉作業の前に大きく立ちはだかる汚染水問題。海外の知見や最新技術の導入は必須だが、9月に結成される国際協力グループは、汚染水対策から廃炉まで全ての行程を監督・実行できる国際的タスクフォースの結集につながるか?

フクシマ・プラン~国際協力チームの廃炉戦略~

NHK BS1スペシャルより

 「これだけ大きな損傷は見たことがない。チェルノブイリともスリーマイルとも大きく違い、フクシマの状況はずっと複雑で困難だ。」今年6月、国際協力グループが原子炉建屋内の視察を終えた後で、メンバーの一人であるダグラス・チェイピン博士(米国)はそう語った。
 解決への出口が見つけられず手探りの対応が続く汚染水問題を含め廃炉へ向けて、全世界の知見や技術が必要とされている中、スリーマイル島事故の経験があるアメリカ、チェルノブイリ事故の処理に当たったロシアやウクライナ、そして他の原子力先進国が提示するプランをNHKが取材している。

NHK BS1スペシャル(09/16/2013)
フクシマ・プラン~国際協力チームの廃炉戦略~
動画投稿者 tvpickup 右下拡大マークのクリックで全画面に

【内容要旨】

汚染水問題の発端は?

    循環注水冷却システム

    循環注水冷却システム

    原子炉を冷やすために事故直後に設置された「循環注水冷却システム」に採用された「ゼオライトによる汚染水浄化装置」(米国・キュリオン社製)は「地下水の存在」が考慮されていなかった。開発者らは、原発の地下を流れる地下水(1日1000トンの内400トンが建屋内に流入)の存在を知らなかったのだ。

    今回、敷地内に並ぶ汚染水タンク群を見た彼らは、「最終的に除去できないトリチウムを法定基準値まで薄めて海へ放出するしか方法はない」という考えを示した。
    ※ただ、京大の小出裕章氏は、汚染水を設備の充実した柏崎刈羽原発に大型タンカーで運び処理する方法を事故の発生直後から提言していた。柏崎刈羽の「廃液処理施設」は、汚染水を蒸留することで「濃縮廃液」と(トリチウムも除去した)「真水」に分離させることが可能だという。参照記事『防ぐことができたはずの汚染水漏れ』『日刊ゲンダイ汚染水浄化、これが本当の“切り札”

溶けた核燃料の取り出しへの第一関門とは?

    ハンガリーのパクシュ原発事故(2003年)で破損した燃料取り出しに使われた特殊機器

    (↑拡大)ハンガリーのパクシュ原発事故(2003年)で破損した燃料取り出しに使われた特殊機器

    ハンガリーのパクシュ原発事故(2003年)で破損した燃料取り出しに使われた特殊機器を3年かけて開発したアントン・レーシチェンコ博士(ロシア)らチームの見解:

    「問題は、核燃料が格納容器とともに溶解していることだ。溶解物は鉄やニッケルを含みコンクリートとも反応していてセラミックや何でも含まれている可能性がある。炭化ホウ素があれば滅茶苦茶硬い物質になっていることも予想され掘削が難しい。フクシマでは各号機で使える機器や方法をそれぞれ開発せねばならないだろう。」

放射性廃棄物の処理をどうするか?

    米国最大級の核施設ハンフォードで実験を進めるキュリオン社(前述)では廃棄物を地中でガラス固化する方法を提案。

    一方、米国サザンナリバー国立研究所は、汚染の拡散を避けるために、核燃料を取り出した後の原子炉や他の設備と一緒に廃棄物をグラウトという放射性吸着物質を使って元の場所に埋めて、封じ込めることで地下水の流入も止める方法を提案。

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9月 012013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

日々深刻化する福島第一原発の汚染水問題。なぜこれほどの事態になったのか?

幻の遮水壁計画と漁師の怒り

TBS「報道特集」より

 実は、2年前、民主党政権下で幻に終わった遮水壁計画があったことを当時の毎日新聞が報道していた。
 事故直後から汚染地下水の海洋流出を食い止める遮水壁(地下ダム)の必要性に気づきながらも、その建設費1000億円が債務超過と評価され株主総会を乗り切れないとみた東電が計画の発表に抵抗したあげく、結局、放置したままになっていたのだ。

国が現在計画中の凍土遮水壁(ANN映像より)

(↑拡大)国が現在計画中の凍土遮水壁

 愚かにも、地球汚染と株主総会を天秤にかけ遮水壁工事を先送りして、今回の事態を招いた東電。今度は、国が地球汚染とオリンピック招致を天秤にかけ汚染水問題の国会審議を先送りしている体たらくだ。
 このままでは、日本は、世界中の顰蹙(ひんしゅく)をかうどころか鼻つまみ者になりかねない。早急に福島原発について、汚染水対策から廃炉まで全ての行程を監督・実行できる国際的タスクフォースの結集を図る必要がある。

TBS「報道特集」(08/31/2013)
後手に回った汚染水対策、その理由は?
動画投稿者 gomizeromirai 右下拡大マークのクリックで全画面に

原発汚染水の現場

(↑拡大)原発汚染水の現場

2011年6月20日付毎日新聞は、本サイトでも当時紹介した「コラム・風知草」で、既に、この問題を取り上げていた。以下は、記事からの抜粋である。

(引用ここから)
 ・・京大原子炉実験所の小出裕章助教といえば、いま最も注目されている反原発の論客の一人・・その小出が・・こう発言して反響がひろがった。

原発汚染水の現場

(↑拡大)原発汚染水の現場

 「・・福島原発の原子炉は、ドロドロに溶けた核燃料が、圧力鍋のような容器の底を破ってコンクリートの土台にめり込み、地下へ沈みつつある。一刻も早く周辺の土中深く壁をめぐらせて地下ダムを築き、放射性物質に汚染された地下水の海洋流出を食い止めねばならない」

 さっそく政府高官に聞いてみると、いかにも地下ダムの建設を準備中だという。

幻の遮水壁計画

(↑拡大)幻の遮水壁計画
今回の計画とほとんど変わりはない。

 ところが、さらに取材すると、東電の反対で計画が宙に浮いている実態がわかった。原発担当の馬淵澄夫首相補佐官は小出助教と同じ危機感を抱き、地下ダム建設の発表を求めたが、東電が抵抗している。

 理由は資金だ。ダム建設に1000億円かかる。国が支払う保証はない。公表して東電の債務増と受け取られれば株価がまた下がり、株主総会を乗り切れぬというのである・・

 福島原発の崩壊は続き、放射性物質による周辺の環境汚染が不気味に広がっている。株価の維持と汚染防止のどちらが大切か。その判断もつかない日本政財界の現状である・・
(引用ここまで)
<記事全文「株価より汚染防止だ山田孝男(06/20/2011毎日新聞)

2年前に馬淵元補佐官や故・吉田元所長らが作成した遮水壁計画を東電が握りつぶすことなく実行に移していれば今の重大な状況は回避できた可能性は大きい。

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8月 292013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

旧ソ連より劣っている福島の避難基準、年間被曝量20ミリシーベルト。5ミリシーベルト以上を「強制避難」させ、1ミリシーベルト以上の「移住権利」を認めたチェルノブイリ原発事故の基本法なみにせよ!

避難・除染はどうなっている?

「モーニングバード」映像より

 福島での除染が効果なく失敗に終わっているのに、国や福島県は未だに除染に期待を抱かせ住民を放射能汚染地域にとどめおこうとする。
 補償も助成もろくにせず住民を避難させたくないのは、単に福島県の歳入と除染を請け負うゼネコンの儲けを失いたくないからなのだ。
 チェルノブイリ基本法が事故の5年後に制定されたものだとはいえ、そもそも、法律で定められた一般市民の被曝限度は「年1ミリシーベルト」であり、法を順守するならばそれ以上の被曝をする場所に人は住んではいけないのだ。日本の政府は法律破りをしていることになる。

テレビ朝日「モーニングバード」(08/29/2013)
国の避難・除染政策は甘いのではないか?
右下の拡大マークのクリックで全画面に↑
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馬場有・浪江町長
「今の除染技術では住民が住めるようになるのは困難。国は住民をただ戻そうとしているだけだ。」

南相馬市などで除染活動をする吉田邦博さん
「除染してもまた汚染してしまう。今では、除染は地域住民を福島県外に逃さないための口実だったと思う。お金は除染ではなく、せめて何の罪のない子供の避難に使ってもらいたい。」

国が公表したデータにも低線量被曝の影響を裏付けるものが有る

「モーニングバード」映像より

放射線専門医・西尾正道氏(北海道がんセンター)
「チェルノブイリ事故のウクライナ法では年間5ミリシーベルト以上は強制移住だ。5ミリシーベルトを超えると1ミリシーベルト増える毎に白血病が12%増加するという論文もある。国が公表したデータにも低線量被曝の影響を裏付けるものがある。」

 チェルノブイリ原発事故では、セシウム137で3万7000ベクレル/m2以上が「汚染地域」であり、18万5000ベクレル/m2(年間被曝量1mSv)以上が「移住の権利地域」、同55万ベクレル/m2(年間被曝量5mSv)以上が「強制避難」となっている。(参考記事「チェルノブイリ事故に関する基本法」)

日本の現行法

●一般市民の被曝限度は「年1ミリシーベルト」。(放射線障害防止法)

●一般市民の立ち入りが禁止される放射線管理区域は「年5.2ミリシーベルト以上

●原発等の労働者の労災認定基準は「年5ミリシーベルト以上

●放射線業務従事者の基準は「5年間で100ミリシーベルト」(年平均で20ミリシーベルト)

福島の避難基準は上述の「放射線業務従事者」なみの扱いとなっている。5年被曝させてから避難させるとでもいうのだろうか?

※冷戦中に米国内で繰り返された核実験の長期的影響を研究し「人間と放射線」の著者ジョン・W・ゴフマン医師の試算によると年20ミリシーベルト被曝で1万人中80人ががんで死亡。(小出裕章氏:成人が年間1ミリシーベルトの被曝を受けると2500人に1人、年間20ミリシーベルトの被曝を受けると125人に1人が癌になる。放射線への感度が成人の5倍ある子供が年間20ミリシーベルトの被曝を受けると25人に1人が癌になる。)

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8月 142013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

この国が原子力、核の問題を隠すという悪しき習性は、結局米国譲りのものだった。長年、日米原子力協定のもと米国に隷従を強いられてきた日本は、今後も原発を推進する米国の代理人を続けなければならないのか?

「ザスクープスペシャル」

ザスクープスペシャルより

 東電福島第一原発事故による放射性物質の拡散・汚染は今なお続き、内部被曝による国民の健康被害が大いに危惧されている。しかし、政府や原子力ムラはなかなかその関連性を認めようとしない。その悪しき習性のルーツは68年前の米国による広島・長崎での原爆投下にまで遡ることができる。
 戦後、脈々と続いてきた原発開発と核兵器との密接な関係。その中で広島、長崎、そして第五福竜丸の被爆者(被曝者)の存在を封印させ、安全な平和利用というプロパガンダにより日本に原発を推進させてきた米国原子力帝国の圧力は、今も衰えることなく、福島の事故後も我が国の原発ゼロを決して許さないように見える。原発の再稼働と海外輸出を叫ぶ安倍晋三は彼らのパペットに過ぎないのだ。
 福島原発事故で図らずも露呈した、原子力をめぐる知られざる日米関係、そして原発は核兵器と表裏一体であるという現実にテレビ朝日が迫っている。

テレビ朝日「ザスクープスペシャル」(08/11/2013)
鳥越俊太郎リポート『原発と原爆』
日本の原子力とアメリカの影

【Ⅰ】(53分)
動画投稿者 tvpickup 右下の拡大マークのクリックで全画面に↑

【Ⅱ】(15分)
動画投稿者 tvpickup 右下の拡大マークのクリックで全画面に↑

第1章 2011年 福島
「米国向けのパフォーマンス?だった自衛隊ヘリの放水」

 原発事故直後、20キロ圏退避を勧告し、「直ちに影響はない」と連呼して多くの国民を被曝させた日本政府。一方、「80キロ圏を退避エリアにする」という勧告を検討していた米政府。平和ボケ国家日本と軍事核保有国とのシビアな違いが際立った両国政府の対応だった。
 また、誰の目にもほとんど効果がないように映った3月17日の自衛隊ヘリによる空中放水。被爆リスクが非常に高い中で強行された理由は、「英雄的犠牲」を要求する米国政府へのパフォーマンスであり、菅・オバマ電話会談直前の米国向けのメッセージにしたかったからというのが真相のようなのだ。

第2章 1945年 広島
「封印された被爆者たち」

 戦後68年、米国の核戦略に縛られてきた日本の原子力問題。原点は、68年前の原爆投下をめぐる知られざる日米関係にある。
 原爆投下後の「死の灰」による残留放射能の危険性を知りながら、その症状が現れても自らの核政策推進のために封殺し隠蔽した米国。GHQによる徹底した情報統制が行われ、以来、現在に至るまで米国も日本も、「黒い雨」「死の灰」など残留放射能による健康被害を全面否定し続けている。
 原爆で犠牲になったのは被爆した人々だけでなく「封印された真実」そのものだったのである

第3章 1950年代 ビキニ-広島
「原発と核兵器は表裏一体」「第五福竜丸事件の真実」「広島に原発を!?」

 1950年代、米国は自らの核戦略のために「原子力の平和利用」を掲げ、日本を含む同盟諸国にも原子力技術を供与し、対ソ核包囲網を進めた。
 そうした中起きたビキニ水爆実験による第五福竜丸の被爆事件(1954年3月)。
乗組員23名中12名が肝臓がんや肝機能障害で死亡したにもかかわらず、「乗組員の健康被害は放射能ではなく飛び散ったサンゴの化学作用によるものとせよ」などと残留放射能による被爆(水爆実験との因果関係)を認めず、嘘で塗り固めた米国の工作が行われた。
 その結果、日本政府は米国に情報統制(検閲)を指示され、言われるがままに第五福竜丸関係者には損害賠償ではなく慰謝料とする政治決着が図られたのだ。
 さらに、あろうことか米国は被爆地・広島を「原子力の平和利用」の場とすることを考え出して、広島での原発建設を提案する始末だった。
 唯一の被爆国でありながら米国に押し切られる形で敗戦国日本は、「日米原子力協定」を締結、原発推進政策に突き進んでいくことになったのだ
 そして、福島第一原発事故後も、米国原子力帝国の圧力は今も続いている。日本に原発ゼロを諦めさせ、原発を推進するアメリカの代理人として今後も働くようにと・・・。

(文責:編集人)

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8月 102013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

被害者と加害者というまったく異なる2つの視点から振り返る、「世界を変えた日

広島原爆のキノコ雲

広島原爆のキノコ雲

 深刻な被害を受けた日本人生存者の証言とアメリカ政府による報告をもとに、人類史上初の原子爆弾投下にまつわる物語が映像化されている。
 想像を絶する熱線爆風、そして放射線で何万という人間の生命を一瞬にして奪い、街を焦土と化す、凄まじい破壊力を持つ原爆。そのメカニズムを生々しい証言とともにリアルに再現、無差別殺人を行う核兵器は悪魔そのものなのだと、あらためて思い知らされる。
 核兵器不使用の共同声明に賛同せず、また核兵器不拡散条約に非加盟のインドと原子力協定を結び原発輸出へと「死の商人」の如く猛進し、国内では福島原発事故の収束も覚束ないまま原発再稼働を画策する一方、広島・長崎の原爆平和祈念式典で間抜けをさらした安倍晋三総理にこそ見せたい保存版映像。

CS「ナショナル ジオグラフィックチャンネル」(08/07/2013)
『ヒロシマ原爆、今語られる真実』
動画投稿者 tvpickup 右下の拡大マークのクリックで全画面に↑

1945年8月6日、広島に投下された原子爆弾は世界を変えた。自然界の重要な秘密が白日のもとにさらされたのだ。
星々のエネルギー源となる力が解き放たれ、死を招くテクノロジーへと変化を遂げた。
広島に投下された原爆「リトルボーイ」の凄まじさに関してはこれまで幾度となく紹介されてきたため、その威力や引き起こされる惨状に対する人々の関心は薄れつつある。
この映像は、まったく異なる2つの視点から人類史上初の原子爆弾投下にまつわる物語を伝えることで、そうした現状を変えることをねらいとしている。
その1つの視点とは、この兵器によって最も深刻な被害を受けた人々、生存者による時間軸に沿った証言
そしてもう1つは、一都市そしてその市民に対して使用された新型兵器の威力を直接調査するために、アメリカ政府が広島に派遣した科学者や軍関係者による報告である。CS放送「ナショナル ジオグラフィックチャンネル」解説ページより引用)

そして・・・

 下の映像は、2013年8月9日、長崎市の平和公園で行われた「被爆68周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」の模様。

 「いかなる場合でも核兵器は使用しない」という国際協定の共同声明に賛同せず、また核兵器不拡散条約に加盟していないインドと原子力協定を結び、さらには原発輸出、そして国内では福島原発事故の収束も覚束ないまま原発再稼働へと突き進む政府を痛烈に批判したお二人の言葉を噛み締めて聞きたい。田上長崎市長は40分頃~(平和宣言全文)、被爆者代表の築城昭平さん(86)は51分頃~(平和への誓い全文)。

 カメラマンは、憮然としながらも顔がひきつる安倍晋三首相の表情をしっかりと捉えている。

 官僚が用意した「核兵器のない世界を実現」などと言行不一致も甚だしい文章(首相挨拶全文)を棒読みする自らの姿を国民にさらして恥ずかしくはないのか。

IWJ(08/09/2013)
『2013.08.09 長崎平和祈念式典』
動画投稿者 IWJ 右下の拡大マークのクリックで全画面に↑

田上長崎市長は40分頃~。iPhone、iPadでご覧になれない場合は、こちらをご覧下さい。(平和宣言全文)、被爆者代表の築城昭平さん(86)は51分頃~。iPhone、iPadでご覧になれない場合は、こちらをご覧下さい。(平和への誓い全文
「もう早く終わってくれよ」とでも言いたげな安倍晋三の憮然とした顔。築城さんが「平和への誓い」の朗読を終える間際に(56分頃)、政府の核政策を痛烈に批判をした時の表情だ。

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