原発・放射能情報
ブルーウォーターワールド

2011年3月11日の東電福島第一原発の事故後、「放射能汚染の状況と対策」や「原発と放射能に関する最新情報」をお伝えすることを目的に本サイトは開設されました。 編集人Twitterロゴ
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8月 052013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

参院選で脱原発を訴え、初当選した無所属の山本太郎氏が語る、初当選までの道のりと今後の動向について

山本太郎

山本太郎氏

 俳優として活躍していた山本氏は、福島第1原発事故発生を機に脱原発運動を積極的に展開し、昨年12月の衆院選に出馬し落選。7月の参院選で東京選挙区に無所属で出馬し、約63万票を獲得して初当選した。
 BS11が、選挙前から密着した山本氏の戦いぶりを振り返りながら、党首への起用も報道される社民党との連携など今後の動向について迫っている。(『毎日新聞デジタル』記事より)
 まず、昨年、成立しながらあまり進展を見せていない『原子力事故による子ども・被災者支援法』(関連記事)に具体的な数字をあてはめて脱被曝の運動を推進させていきたいと抱負を語っている。

BS11「ウィークリーニュースONZE」(08/04/2013)
『生出演!山本太郎は国会でどう戦うか?』
画面右下の拡大マークをクリックすると全画面になります↑
この動画はiPhone、iPadではご覧になれない可能性があります。その場合はYouTube動画でどうぞ。

泡沫候補と見られていた俳優の山本太郎氏が参院選に当選した。
果たして国政の場で何をしようと考えているのか?
スタジオで本人に生直撃。
また、資金や組織に頼らずに戦った選挙運動の模様を振り返る。

ゲスト:山本太郎(俳優 参議院議員)
コメンテーター:二木啓孝(BS11解説委員) 

BS11「ウィークリーニュースONZE」解説ページより引用)

(原発・放射能情報-新着バックナンバー)
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8月 022013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

小出裕章氏(京大)は、「汚染水問題は、今に始まったわけじゃない。こうなることがわかっていたのに2年間、対策を何も講じないまま放置し続けてきた無能な政府と東電の責任は大きい」と怒りを隠さない。

小出裕章氏(京大)

「モーニングバード」映像より

 小出氏は、東電福島第一原発事故の発生直後から「汚染水の緊急対策として、処理設備の充実した柏崎・刈羽原発に大型タンカーで運ぶこと」や「遮水壁(地下ダム)を早期に作り海への汚染水流出を抑えこむべき」という提案をしてきた。(参考記事『小出裕章:『冷温停止』への疑問』)

 東電自ら、2年以上も対策を先送りしてきたことを認めているが、この問題、海洋汚染で諸外国から莫大な損害賠償を請求される可能性がある。その場合、東電の怠慢と不作為に起因する「未必の故意」犯罪の尻拭いは、またもや国民に押し付けられるのか?
 (関連ページ『恐るべし!海洋汚染』)

ANN「モーニングバード」(08/01/2013)
『そもそも汚染水漏れは防ぐことができなかったんだろうか?』
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地下水の水位が、遮水壁の高さ地下1.8mを超えて海側に溢れ出している可能性が!

(↑拡大)地下水の水位が、遮水壁の高さ地下1.8mを超えて海側に溢れ出している可能性が!

 いま急に汚染水の問題がクローズアップされてきていて、ちょっと前に始まったことのように感じている人も多いかもしれないが、どういうことか検証する。
 先週月曜日、311の事故から2年4か月がたって初めて、東京電力は高濃度の汚染水が海へ漏れたことを認めた。しかし汚染水はいつから漏れ始めて現状はどうなっているのか。
 実はこの問題について震災直後の2011年3月から指摘していた人がいる。小出裕章さんが久々長時間登場し、なにをいまさら言っているのか‥‥と語る。では汚染水の海への流出を防ぐ方法はなかったのか‥‥。さらなる危険性は‥‥。
 福島第一原発の事故はまったく収束していない。
(原発・放射能情報-新着バックナンバー)
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7月 262013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

ウランとプルトニウムの混合物であるMOX燃料を使用していたプルサーマル原子炉の福島3号機が危険な兆候を示している。

湯気発生の福島第一3号機5階 最大2170ミリシーベルト計測

↑拡大:7/24東京新聞より

 湯気が発生している福島第一原発3号機5階で、最大2170ミリシーベルトが計測されている。数時間で死に至る高放射線量だ。東電は、湯気の原因を、雨水が熱を持った格納容器のふたに触れて蒸発したとしているが、一方で、ホウ酸投入も準備しているという。
 このところ周辺の地下水や海水の放射性物質が急激に高濃度になっているという現実もある。溶け落ちた核燃料の再臨界を心配せざるを得ない。
 万一、決死隊がホウ酸を投入するような事態を政府はイメージしているだろうか?東日本は再び極度の緊張状態に陥る恐れがあるが、原発の再稼働や輸出に囚われている安倍晋三内閣では、事故発生当時、不手際の連続だった菅直人内閣よりもさらに後手に回り始末が悪いのではないか。国民は自分で判断した方がいいかもしれない。

参考記事
湯気発生の3号機5階 最大2170ミリシーベルト計測』(07/24/2013 東京新聞)
福島第一原発近くの港湾、放射性物質が高濃度』(07/16/2013 読売新聞)
3号機近くの港湾で、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質を海水1リットルあたり1000ベクレル検出。8日の測定では同72ベクレルだった。放射性セシウムの濃度も8日の40~50倍に上昇。
恐るべし!海洋汚染

2011年、3号機の爆発時の状況

1号機爆発(3/12/15:36)
3号機爆発(3/14/11:01)
4号機爆発(3/15/06:00頃)
2号機破損による放射性物質拡散(3/15/0610頃)

3/14/2011 福島第一原発3号機の爆発の模様
動画投稿者 jpnswgtl 右下の拡大マークのクリックで全画面に↑
元原子力委員会委員でもあったガンダーソン氏は、これは単なる水素爆発ではなく燃料プールで水素爆発が起こり燃料棒が変形し、臨界による核反応爆発を起こした可能性があると指摘している。(下の動画参照)
*海外メディアの報道『BBC News

前半:左側が1号機の爆発、右側が3号機の爆発
後半:左側が3号機の爆発、右側が実際の核爆発
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1号機に比べ3号機は黒煙と炎を伴い垂直方向に高く突き上げるように爆発しており核爆発の状況を示していると解説している。
参考記事『福島第一原発3号機は核爆発した!?』(01/11/2012)
核爆発と分析する専門家が内外にいる中で、政府、東電は否定している。しかし、若干専門家の菅元総理は、当時、3号機の黒煙を気にしていたらしい・・

3号機関連トピックス

高線量は原発事故原因-福島・楢葉町で発見の高放射能物質の破片4点』(07/24/2013)
震災がれきの処理作業を行っている最中に発見された破片に付着した放射性物質について、東京電力は7月23日、福島第1原発事故由来のものとする推定結果を発表。4点のうち、最も表面線量が高かったのは長さと幅が約2センチ、厚さ約0.1センチのゴムシートのような破片で、毎時3万6千マイクロシーベルトあった。
3号機爆発で飛散した破片ではないか?

佐藤雄平福島県知事、東電に「健康被害の心配ない」との広報要請か』(08/10/2012)
福島県知事の大罪』の証拠がまた一つ出てきた。昨年3月14日の3号機爆発直後、福島県知事から東電に「健康被害の心配はない」とする報道発表を要請していた事が判明。福島県はSPEEDIを隠し、原子力ムラの2巨頭の山下俊一を放射線アドバイザー、田中俊一(現・原子力規制委員長)を除染アドバイザーにした。

隠蔽された2011年3月20日の3号機格納容器内爆発』(6/28/2011)
「3月21日に関東地方を襲った放射能汚染(フォールアウト)は、大気圏核実験が全盛期だった過去50年間の総量に匹敵する莫大なもので、この地域のホットスポットの原因となった」「汚染源が3月20日-21日にかけての3号機格納容器内爆発であること、またそれは再臨界事故である可能性が高いこと」「そしてこの事実を東電・政府は当然知りながら、隠蔽している」とする岡田直樹氏渾身の記事。
関連記事:『広がる放射能汚染「ホットスポット」の原因は原発の爆発後、2011年3月15日と21日にあった。

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6月 182013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

一体、この国はどうなってしまうのか?原発事故の悲劇を見つめる問題作がいよいよ公開!

 太田隆文監督作品。一般から寄付金を募り制作され、静岡県湖西市も全面協力。ロサンゼルスの映画祭「ジャ­パン・フィルム・フェスティバル2013」でも絶賛された映画「朝日のあたる家」が、6月29日~30日に湖西市で完成披露上映される。その後、全国で上映予定。「脱原発」を訴え2013年7月に参議院議員選挙で当選した山本太郎も出演。映画「朝日のあたる家」
映画「朝日のあたる家」2

舞台挨拶 in 湖西市(2013年6月29日)
動画投稿者 ToyohashiTV  画面右下の拡大マークをクリックすると全画面になります↑

【解説(豊橋ドットテレビ記事より転載)】
 湖西市で撮影された映画「朝日のあたる家」の完成披露上映会が、6月29日に湖西市民­館で開催されて、太田隆文監督や俳優さんが舞台挨拶をされました。この日は上映会の第­1日目で、1回目の上映は13時からでしたが立ち見のお客様が出るほど大入りとなり、­急遽16時20分から追加上映となりました。その後、19時からの上映も満員で、舞台­挨拶にはこの映画に出演し、原発反対運動もされている俳優の山本太郎さんも来られまし­た。
 「朝日のあたる家」の製作費は寄付金からなり、湖西市、浜松市、豊橋市などの個人や企­業からによって当初の目標額一千万円以上が集り、市民の関心の高さがうかがわれます。­内容は、明るく幸せな平田家を舞台にした福島原発事故の実情をもとにしたストーリーで­すので、大変リアルなドキュメンタリーであり、福島原発事故で避難している人たちの苦­悩が本当によくわかります。
 日本人として避難者の実情を知ることは非常に重要ですが、現在の主なマスコミからはそ­うした情報はなかなか伝わってこないのが実情で、この映画で少しでも原発事故による苦­しみや人災を知って、原子力発電の問題を真剣に見つめたい所です。
 映画では山本太郎さんはじめ役者方々の魅力がユーモアとともに大変良く伝わってきて、­湖西市の美しい風景なども楽しんで見られる面も多々あります。しかし、だからこそ、原­発事故が起きた時の悲惨な衝撃を強く感じる映画なのです。後半は、涙が出てしまう方が­多いのではないでしょうか。
 いしだ壱成さんも、原発問題に詳しい活動家として出演されます。
 上映は、湖西市では6月30日に2回目があり、8月25日には豊橋での上映があります­。それ以降の上映は、今後決まっていくとの事です。皆様の地元でも是非上映されること­を心より願っています。

湖西市でのロケハンの様子

撮影日:2013年6月29日 19時~
撮 影:豊橋ドットテレビ

予告編
動画投稿者 shodogirls  画面右下の拡大マークをクリックすると全画面になります↑

映画「朝日のあたる家」公式サイト

★原発に関わる映画であるため各地で上映が困難なようです。是非、『映画「朝日のあたる家」を上映して欲しい』ネット署名にご協力下さい。

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・映画『朝日のあたる家』(シネマトゥデイ)

原発事故を題材にした過去の映画

黒澤明監督『夢』

『夢-赤富士』

黒澤明監督の原発事故予言映画『夢-赤富士』(1990年公開)
福島原発事故で正夢になってしまった、『夢』(オムニバス作品)の中の一話「赤富士」。福島原発の原子炉と富士山の爆発を重ね合わせ、放射能で日本が滅亡するストーリー。プルトニウム、ストロンチウム、セシウムなど人々を襲う放射能に着色してリアリティを演出、「狭い日本だ。逃げ場はないよ」「僕も縛り首になるべき一人です」と懺悔して海に身投げをする原子力ムラの一員とおぼしき役の井川比佐志のセリフは今まさにリアリティがある。

映画『東京原発』

『東京原発』

東京原発』(2004年公開)
原発事故が起きた際のシミュレーションの説明を官僚たちが東大教授に受けている9分30秒のハイライトシーンだが、3.11以降に明らかになった原発の嘘と真実がそのまま語られており思わず戦慄を覚えずにいられない。
映画『東京原発』

日本地図上で浜岡原発を中心に「チェルノブイリ事故の放射能汚染状況」を重ね合わせた映画の1シーン

特に、この映像の最後に示される浜岡原発でチェルノブイリ並みの事故が起きた場合の放射能汚染地図が恐ろしい。
この映画が公開されたのは小泉政権時代、主役の役所広司が演じる都知事が何故か元首相と風貌やキャラクターで重なっていたことでも話題となったが、当時、映画をご覧になった方々や出演者の方々は今どのような思いだろうか。( 映画オフィシャルサイト

福島第一原発の事故後に製作・公開された映画

映画『遺言』-原発さえなければ-予告編

映画『遺言』-原発さえなければ-予告編

・『映画「遺言 原発さえなければ」 共同監督2人思い語る』(05/19/2014)
世界の現場を取材してきた2人のフォトジャーナリストが、震災翌日から事故後の福島を­800日間にわたり撮影。福島第一原発事故発生後の県民の苦悩と挑戦を描いた衝撃的なドキュメンタリー。2014年3月8日に劇場公開され全国の原発立地自治体での上映を目指している。
戦場での取材経験が豊富な豊田監督『(一般の住民が放射性物質という「脅威」にさらされている状況について)戦争と極めて似ている。原発事故も戦争も人間が起こすもの。防ごうと思えば防げたはず。』
チベット問題を取材してきた野田監督『原発事故後に放射能拡散予測データが公表されなかったことは加害者が情報を隠したことでチベットと共通している。』
映画公式サイト

「あいときぼうのまち」の一場面

映画『あいときぼうのまち』予告編

・『原発に翻弄された福島の4世代一家族を描く映画「 あいときぼうのまち」予告編が公開』(04/29/2014)
日本の原子力政策に翻弄(ほんろう)された福島在住の4世代一家族を通して、1945年から約70年にわたる日本の歩みを描いた映画「あいときぼうのまち」の予告編が公開された。1945年、主人公が学徒動員で福島県でウラン採掘をさせられるシーンに始まり、福島第一原発事故までを描き東電と名指しでセリフが飛び交う本作は、スポンサーに頼らない独立プロならではの力作であろう。本編は2014年6月21日テアトル新宿ほか全国順次公開予定。出演は夏樹陽子、勝野洋ら。

『飯舘村 放射能と帰村』予告編

『飯舘村 放射能と帰村』予告編

・『映画「飯舘村 放射能と帰村
帰村のめど­も立たず離れて暮らさざるを得ない酪農一家、小さい子どもを放射能で汚染させてしまっ­たと悩む母親たちの声とともに、政府が行う除染や支援金についての疑問点・・「国家は非常時に民を守ってくれない。風化が進む今だからこそ被災者の怒りや痛みを伝えていかなければ」ジ­ャーナリストの土井敏邦監督が原発事故後の飯舘村を密着撮影、東京で2013年5月4日から公開された(7月27日から神奈川で公開)。紹介記事

『わすれない ふくしま』予告編

『わすれない ふくしま』予告編

・『映画「わすれない ふくしま
福島県飯舘村から避難したある家族と、いまだ警戒区域で300頭の牛を飼い続ける畜産家の日常­を追った衝撃のドキュメンタリー映画。いまだに覚えている人も多い酪農施設の壁に遺書を書き自殺した福島の酪農家のその後など。監督は、震災直後から福島に入り撮影を始め、昨年­末までカメラを回し続けた四ノ宮浩。2013年3月2日より東京都写真美術館ホールロードショー

原発事故を映画化 あえてドラマで心象描く「希望の国」

モーニングバード映像より

・『映画「希望の国」』-原発事故を映画化 あえてドラマで心象描く「希望の国」
福島原発事故を題材にドキュメンタリーではなく、あえてドラマ仕立てにした初の劇映画が、2012年10月20日公開された。

映画にできること 映画監督・園子温と大震災

NHK ETV特集映像より

・『映画「希望の国」』-NHK・ETV特集「映画にできること 映画監督・園子温と大震災」
南相馬市でのひとつの出会いから、「希望の国」の着想へ。2012年10月20日公開

『フタバから遠く離れて』予告編

『フタバから遠く離れて』予告編

・『映画「フタバから遠く離れて
福島第一原子力発電所のある故郷から町ごと移住した福島県双葉町の人たちの避難生活を取材したドキュメンタリー。放射能の影響で故郷に近づくこともできず、将来の生活も見えずに埼玉県の避難所から動くに動けない避難民の暮らしに入り込み、原発依存の生活や原発政策の問題点までもあぶり出していく。監督は、『ビッグ・リバー』『谷中暮色』などで国際的にも評価の高い舩橋淳。2012年10月13日公開。紹介記事
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子どもは100万人に1人の罹患率と言われている甲状腺がんだが、福島では、10万人に18人が罹患している可能性が!?

(本記事下の続報」では、その後の情報を追跡し掲載しています。)

甲状腺検査を受ける子供達

↑拡大:検査中の子供達

 福島県は、原発事故当時18歳以下だった約36万人を対象とした甲状腺検査を実施しているが、5日、これまで1次検査の結果が確定した約17万4千人の内訳を、調査主体の福島県立医大が説明した。

 公表されたデータによれば、今のところ17万4千人の半数近くの甲状腺に異常があり(下図参照)、「がん確定」が12人、「がんの疑い」は15人で合計27人甲状腺がんに罹患している可能性があることが判明した。

 ただ、これまでの検査では、二次検査対象者1140人の内、実際に二次検査を受けた子どもは421人で、まだ実施率は4割以下となっている。今後、二次検査が進めば、甲状腺がんと診断される子どもがさらに増加する可能性は高い。ちなみに、二次検査対象者全体について検査済データと同じ率で計算した場合、「がん確定」が32人、「がんの疑い」は41人の計73人と予測される。
 子どもの場合、100万人に1人の罹患率と言われている甲状腺がんだが、福島では、「がんが確定した」子どもだけで10万人に18人!という恐るべき数字になるのだ。(最新調査結果は下記続報参照)

甲状腺一次検査の結果概要平成25年6月5日公表資料PDF5ページより)
甲状腺検査の結果概要(平成25年6月5日公表)
説明

 尋常ではないこの結果を前にしても、福島医大は、チェルノブイリ原発事故によるがんが見つかったのが事故の4~5年後以降だったとして、これまでの見解を変えず「放射線の影響は考えられない」と原発事故による被曝の影響を否定しているが、チェルノブイリではその間の検査データが不足しているだけの話なのだ。

山下俊一

Mr.100mSv、山下俊一元アドバイザー

 昨秋、『福島健康調査で県と「健康管理調査」検討委員会の委員が「秘密の会合」!』を行なっていた事件を契機に、あの100mSv男、山下俊一が委員会を去っても、住民の不安をよそに相変わらず新たな安全神話が振りまかれている。

 一度事故が起きれば、故郷の土地を滅ぼし、子どもたちの健康に大きな被害を及ぼす原発。それでも、何とか原子力体制を維持するために詭弁を弄して社会を欺こうとする原子力ムラにねじ伏せられた国家。そもそも、この国に原発を持つ資格があるだろうか

 ところで、こんな重大ニュースにもかかわらず、大きく報じているマスメディアは少ない。原発報道では、在京キー局の中では元気の良かったTBSとテレビ朝日でさえ完全に黙殺しているのだ。特にTBSは、先日の東京での「反原発国会大包囲」集会とデモも一切報道しなかった。また、系列の朝日新聞朝日新聞記事も毎日新聞も軽く流しているだけのアリバイ報道に過ぎなかった。参院選を目前にして原発推進を目論む安倍晋三政権から圧力がかかっているのか?

(文責:編集人
arrow続報
福島県立医大・鈴木真一教授

福島県立医大・鈴木真一教授

・『甲状腺がんの子供「原発影響考えにくい」 福島の検査で学会』(08/29/2014)
 いつまで出鱈目を言い続けられるのだろう?100万人に1人と言われる子どもの甲状腺がんなのに、福島での約30万人中、約100人の罹患が普通とあえていうなら、全国の子ども(15歳未満)約1600万人中、約5千人以上が甲状腺がんということになる。
arrow関連記事『福島の小児甲状腺がん増加はスクリーニング効果でなく、放射線被曝による

・『甲状腺がん、疑い含め104人 福島の子供30万人調査』(08/24/2014)
 104人の事故当時の平均年齢は14・8歳で、男性36人、女性68人。100万人に1人と言われる子どもの甲状腺がんに3千人に1人が罹患。どう考えても異常な事態に対し、依然として専門家の間では、「被曝の影響ではない」とする意見が多いのだとか。約1年前に本ページ記事を書いた頃のほぼ倍の罹患率に及んでいるというのに。

・『リンパ節転移が多数~福島県の甲状腺がん』(06/10/2014)
 既報(↓)の通り今年3月末の時点で福島の子供たちの甲状腺がん罹患者は、疑いも含めて89人(検査人数は29万5511人)に達しているが、リンパ節などへの転移も多数あることが明らかになった。100万人に1人と言われている子どもの甲状腺がんに、3千人に1人も罹患している福島の現実に目を背けてはならない。

福島県で甲状腺がんに罹患した子供達89人の市町村別分布図

↑拡大:福島県で甲状腺がんに罹患した子供達89人の市町村別分布図(画像:『最新の福島県小児甲状腺がん患者数×山下俊一の原罪』記事より)

・『福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査』(05/18/2014)
 甲状腺がんが「確定」は今年2月公表数より17人増え50人に、「がんの疑い」は39人(前回は41人)の合計89人に。100万人に1人と言われている子どもの甲状腺がんに、福島の子どもは3000人に1人が 罹患してしまっている。だが、大ニュースにならない。50人というのは手術した人数なので罹患者は疑いも含めた89人(検査人数は29万5511人)。
関連記事『最新の福島県小児甲状腺がん患者数×山下俊一の原罪』(06/08/2014)

・『福島の検診で発見された小児甲状腺がんの男女比は、自然発生型よりもチェルノブイリ型・放射線被ばく型に近い』(04/03/2014)
 北海道深川市立病院の松崎道幸医師が、福島甲状腺がんが被ばくと関連するかどうかを、性比(男女比)で分析した。被ばくと関係のない「自然発生」甲状腺乳頭がんは、10代では、男性の5倍以上女性に発生する。(米国NCIのレポート)
ところが、チェルノブイリ型では、2倍程度、医療被ばく型では1倍程度。福島の甲状腺がんは1.1~1.6倍なので、これまでに発見された福島の甲状腺がん(及び疑い例)は、性比から言うと、自然発生ではなく、チェルノブイリ型、医療被ばく型に極めて近いという。

・『3.11】《被曝》子の甲状腺、募る不安』(03/11/2014)
 福島の子どもたちが将来にわたって、原発事故による被曝の影響があるのかわからないままにしてしまうのは適切でない。「被曝していない福島県外の子どもで大規模な調査をして比較すべきだ」と指摘する海外の専門家もいる。

・『「因果関係示すのは難しい」 原発事故と甲状腺がん』(03/03/2014)
 あくまで願望?あるいは思考停止か?100万人に1人と言われている子どもの甲状腺がん。福島では、5千人に1人が罹患しているというのにだ。

動画ニュース(テレビ朝日)

動画ニュース(テレビ朝日)

・『福島県子ども甲状腺がん、7人増え33人に』(02/08/2014)
 7日発表さ­れた福島県の子どもたちの健康調査の結果によると、震災当時18歳以下だった子どもたちについて、甲状腺がんと確定したのは33人­となり、前回(昨年11月)の26人から7人増えた。「がんの疑い」は前回(同)から9人増え41人。福島県は相変わらず原発事故による被曝の影響について否定的な見解の立場だ。
県民健康管理調査甲状腺検査の流れ(画像:福島民報記事より)

↑拡大:甲状腺検査の流れ(画像:福島民報記事より)

子どもは100万人に1人の罹患率と言われている甲状腺がんだが、福島では、がんが確定したか疑いがあると診断された人数(74人)で5千人に1人が罹患しているというのにだ。
関連記事『放射線影響「考えにくい」 県民健康管理調査の検討委


・『子どもの甲状腺がん、疑い含め59人 福島県は相変わらず被曝影響否定』(11/13/2013)
 検査を受けた約22・6万人のうち、計59人で甲状腺がんやその疑いありと診断された。8月時点より、検査人数は約3・3万人、患者は疑いも含め15人増加。甲状腺がんはこれまでで10万人あたり12人が罹患。ちなみに宮城県など4県では2007年、15~19歳で甲状腺がんが見つかったのは10万人あたり1・7人

・『甲状腺がん確定の子ども18人に 福島県調査、原発関連は否定的』(08/20/2013)
 福島医大は「(がんの状態から)2、3年以内にできたものではない」と相変わらずの見解。

arrow関連記事:
「福島の子ども、12人甲状腺がん」の謎
 がん発見率は定説の85~170倍、なのに原発事故と無関係?

第11回福島県「県民健康管理調査」検討委員会を傍聴して
 委員会の模様(動画と説明・質疑の書き出し)

福島県甲状腺検査:依然として、福島の子どもの甲状腺がん発見率はチェルノブイリと同じか、福島の方が多い可能性
 「いま大事なことは、放射能汚染地帯のこどもたちにこれ以上の被ばくをさせない事です。こどもたちを疎開させましょう。」(松崎道幸医師・北海道深川市立病院)

arrowサイト内関連ページ:
子ども甲状腺検査で初めてがんの診断

特集-裁かれるべき政府と福島県知事の大罪
 放射能拡散予測システム『SPEEDI』の情報を隠し、適切な避難誘導とヨウ素剤の配布を怠った行政の不作為のために住民の被曝は拡大した。

arrowトピックス:
米国人監督が見たフクシマの被曝~映画「A2-B-C」 海外の映画祭で絶賛され〝逆輸入上映〟』(09/15/2013)

映画「A2-B-C」(予告編)
動画投稿者 DocumentingIan 右下拡大マークのクリックで全画面に

 タイトル中の「A2、B、C」とは、福島県で実施されている甲状腺検査の上記結果概要にある各判定のことである。
 福島の子供達の多くは、メルトダウン後も避難させてもらえなかった。嚢胞としこりを持­つ福島の子供達の数が増加してきている。このことが彼らの未来に対して意味するものは­?

動画投稿者ページより引用

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6月 042013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

青森県六ケ所村にある放射性廃棄物の最終処分「地下試験場」をTBSが初撮影

放射性廃棄物

TBS映像より

 昨秋、日本学術会議は、高レベル放射性廃棄物を地下深くに埋めて、放射能レベルが下がるまでの10万年間、隔離するという「地層処分」は、地震大国の日本では安全性が不確実なため白紙に戻すべきだという提言を行った。(『参照記事』)
 だが、今後、厳格な安全対策や老朽化により廃炉になる原発が増えていくことは確実で、待ったなしに発生する廃炉廃棄物の処分先の決定は喫緊の問題となっている。
 この「核のゴミ」問題の解決に道筋もつけずに、また、福島事故の収束の見通しもない中、原発の再稼働どころか海外輸出を目指す安倍晋三首相の姿は、世界中の人々に狂気の沙汰と映っているに違いない。原子力帝国の米国でさえ、福島の事故を踏まえ、核廃棄物の最終処分の基準が決まるまでは原発の新規建設や稼働期間の延長をいったん凍結することを決めているのだ。

TBS「NEWS23X」(06/03/2013)
『核のゴミ 最終処分「地下試験場」の全貌』
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 国内には現在57基の原発があるが、事故や老朽化ですでに7基の廃炉が決まっている。
 今後は安全対策や老朽化で廃炉になる原発が増えていくことが確実だが、廃炉で出る廃棄物の処分先が決まらず、そのため廃炉作業が遅れるということが起き始めている。
 こうした中で、廃棄物の最終処分の試験をしている六ヶ所村の地下試験場を取材。

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10万年の安全は守れるか~行き場なき高レベル放射性廃棄物~

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5月 312013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

何故か日本のマスメディアが避けてきた話題-「放射能被ばくによる生物の『奇形』」をテレビ朝日が報道。

「モーニングバード」映像より

「モーニングバード」映像より

 昨年10月、ドイツのテレビ局が、「福島原発事故の放射能被曝でチョウの一種「ヤマトシジミ」に『奇形』が続出している」との琉球大学の大瀧丈二准教授らによる注目すべきレポートを伝えていたが、これまで日本のテレビ局などは報道してこなかったこのテーマについて、テレ朝「モーニングバード」が取材しリポートした。
 「最終的には遺伝子レベルの実証が必要だが、今のところ総合的に原発の影響と考えるのが妥当。また、異常率や死亡率が子世代では上昇するという結果が出ている。」と語る大瀧氏。また、北海道大学の秋元信一教授は、他の昆虫でも異常を確認しているという。
 国民を平気で被曝させる国家のもとでは「ヒトには当てはまらないでほしい」と祈り続けるか「逃げる」しかない。arrow関連記事:『ドイツのTVが福島のチョウの奇形を報道』)

テレビ朝日「モーニングバード」(05/30/2013)
『そもそも原発事故は生態系に影響を与えていないのだろうか?』
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 福島第一原発事故は、生態系に影響を与えていないのだろうか?
帰宅困難区域では事故後6年以上、放射線量が高いので戻れないとされている。
健康に被害がありうるということは、人間だけでなく動物や植物にも影響があるはず
そこで昆虫の異変を調べている琉球大学の大瀧丈二准教授と北海道大学の秋元信一教授に話を聞いた。

関連動画ニュース】(09/12/2013追記)

TBS「Nスタ」(09/11/2013)
『高放射線量地域で生物に異変、奇形疑われるツバメも』
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欧米の複数の学者らが現地に入り調査、チェルノブイリでも見つかった尾羽のないツバメを発見。

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4月 302013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

鹿児島県南大隅町の現職町長が住民には内緒で、何でもアリの原発関連施設を誘致する委任状を書いていたという衝撃の事実。背後に見え隠れする東京電力元会長の影。その知られざる交渉舞台裏をTBSが暴いた!

核最終処分場 立地交渉の舞台裏

TBS「報道特集」

 現在の見せかけだけの「アホのミックス」とも言うべきアベノミクスや憲法改正、原発推進を声高に叫ぶ安倍・自民党政権を生み出すきっかけとなった昨年夏の民主党の消費税増税を巡るお家騒動。
 そのさなかに同じ永田町で「核のゴミ(放射性廃棄物)」の最終処分場の立地交渉が関係者の間で密かに行われていたことが、先週、TBSのスクープ報道で明らかになった。

誘致3つのキーワード

誘致3つのキーワード

 4月14日に再選された鹿児島県南大隅町の森田俊彦町長が、「高レベル放射性廃棄物、使用済み核燃料、MOX燃料や福島県内の除染作業で発生した放射能汚染土」など何でも受け入れる原発関連施設を誘致する委任状を、再選される前の在職中に第三者に渡し、当時の民主党政権幹部や東京電力の勝俣元会長らと密談を重ねていたというのだ。

最初とぼけていた森田俊彦町長

最初とぼけていた森田俊彦町長

 さらに(委任状を書いておきながら原発関連施設の誘致を否定し)町民を騙して再選されたこの町長には、委任状を渡した相手からクルーザーを貰ったり接待を受けるなど収賄の容疑さえ浮かんでいるのだ。悪党は町長だけではない。委任状を受け取っていたX氏なる男に、東電は子会社を通じて東電所有地のコンサル料4800万円から約4千万円もピンはねさせる形で巨額の裏金を払っていたようなのだ。関係者全員が裁かれて然るべきだろう。
関連記事:『「謎のフィクサー」放射性物質の処分場誘致に暗躍〈週刊朝日〉』『鹿児島・南大隅町長の往生際 聞いて呆れる「正々堂々」
 かつての福島県や今でも原発再稼働に熱心な福井県などの自治体首長らもひょっとして同じ穴のムジナではないかと思える社会体質を晒した今回の事件。そして、福島原発事故のA級戦犯である佐藤雄平知事や本件の森田俊彦町長らが開き直り公職にしがみつくさまと住民もそれを許しているという現実。その不思議で奇妙な状況こそが原発の抱える社会病巣そのものといえるだろう。

TBS「報道特集」(04/27/2013)
【調査報道】原発関連施設誘致の怪-水面下交渉をカメラがとらえた
右下拡大マークのクリックで全画面に

 原発政策の最大の課題は、いわゆる「核のゴミ」の最終処分場が決まっていないことだ。さらに震災後は、福島県の除染で出る大量の汚染土の最終処分場も新たな課題として浮上した。
 私たちは去年、水面下で進められた最終処分立地交渉の核心部分をカメラでとらえていた。初めて明らかになる水面下交渉の舞台裏とは。
TBS「報道特集」番組ページより引用)

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4月 242013
 
ほとんど報道されないが目を背けてはいけない現実arrow深刻!東電福島第一原発からは、今も毎日2億4000万ベクレルが大気中に、200億ベクレルが海に放出されている』(2013年10月7日、国会で東電社長が答弁して安倍首相が世界に言い放った「放射能は完全にブロック」のが露呈。)

暗礁に乗り上げている東電福島第1原発の地下貯水槽からの高濃度放射能汚染水の漏出問題。原因は?海への流出はあるのか?NHK「クローズアップ現代」が切り込んだ。

あふれる汚染水 福島第一原発で何が

NHK映像より

 35兆ベクレルの放射性物質が流出!小出裕章氏(京大原子炉実験所)によれば、「広島に投下された原爆の三分の一に匹敵する量の放射性物質が地下に漏れてしまった今回の汚染水漏れ」。(参照:
止まらない放射性汚染水の漏出』)
原因は土木的な充分な検討もなされないまま安直にその場しのぎの対策が講じられ続けてきたことにあった。「水漏れは絶対に起きない」という東電の過信があったわけだが、「原発は絶対に安全」という神話が崩れた今でもこの会社の無責任体質は何ら変わってはいないようだ。
 日本原子力研究開発機構は、約10年後に放射性物質の大半を占める放射性ストロンチウムが法令の濃度限度(1リットルあたり30ベクレル)を上回り海に流れ出ると試算した。海洋汚染で漁業への影響のみならず損害賠償を含め大きな国際問題になることは必定だ。海への流出は100年後だと呑気なことを言っている怠慢な犯罪者-東電に、もはや任せておけるはずがない。東電福島第1原発の廃炉作業を検証するため来日した国際原子力機関(IAEA)の調査団も22日、「汚染水の問題が、直面する最大の課題だ」と指摘した。(参考記事
 世界中から知恵を借りオールジャパン体制で事態の打開に取り組む必要がある。

NHK「クローズアップ現代」(04/23/2013)
あふれる汚染水 福島第一原発で何が
動画投稿者 tvpickup  画面右下の拡大マークをクリックすると全画面になります↑
(動画が削除されている場合は、@y_itoh 宛ツイート又はメールでご一報下さい。別サーバーを設定します。)

 今月、相次いで起きた東京電力・福島第一原発の汚染水漏えい。新たに造られた地下貯水槽から高濃度の汚染水が漏出し、移送する先のタンクが足りなくなる懸念が生じている深刻な事態に直面している。原因を探ると、福島第一原発では毎日400トンずつ増える汚染水の保管に振り回され、地下貯水槽からの漏えいのリスクについて、東京電力も、監督・規制する側の国も見落としていたことが明らかになってきた。漏えいは、なぜ起きたのか。そして、他にも盲点となっている「潜むリスク」はないのか。規制当局や地下水の専門家などへの取材も交えて、現場の実態に迫る。
NHK「クローズアップ現代」番組ページより引用)

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4月 212013
 
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収束の目途のない福島原発事故。ドイツ公共放送テレビZDFが取材、先月3.11.に放送したドキュメンタリー。

 福島でヤクザの仕切りで行われている原始的で無意味な除染、甲状腺がんに怯える住民たち。そして、行き場のない高度の汚染水の問題などリポート。

ドイツZDFテレビ(03/11/2013)
Fukushima—Zwei-Jahre-nach-dem-Gau
動画投稿者 fukusima311  画面右下の拡大マークをクリックすると全画面になります↑
(動画が削除されている場合は、@y_itoh 宛ツイート又はメールでご一報下さい。別サーバーを設定します。)

【字幕書き起し】

ドイツ公共放送テレビZDF

ドイツZDF映像より

時速が最大で1000キロにも及んだスピードで津波が日本の沿岸に押し寄せたのは2年前のことである。ここ富岡町では波がほぼ30メートルの高さで襲い、断崖を水浸しにした。
私たちは去年ここを一度訪れているが、今も状況はあまり変わっていない。がれきを取り除く作業はほとんどの市町村で完了しているが、ここではなにも行われていない。
「理由は簡単です」と原子力エンジニアの名嘉幸照氏が語る。彼はかつてここで暮らしながら、仕事をしてきた人だ。

    (名嘉幸照氏)
    「ここは今でも立ち入り禁止の警戒区域なので津波の被害の後始末ができないのです。ここを見るのは、非常につらいです。」

富岡町は立ち入り禁止区域に入っている。ちょうど福島第二原発と第一の間に位置している。
いや、というよりはかつての第一原発の名残というべきだろうか。
通行許可証を手に、防護服で身を固め、中に入ることが許される。そして防護服にはもちろんガイガーカウンターが欠かせない。これで、警戒区域内での滞在中にどれだけ被ばくしたか測定する。
チェックポイントで身分証明書や許可証がチェックされ、ここからゴーストタウンが始まる。放射線量が高すぎてここには人が住むことはできない。

    (名嘉幸照氏)
    「ここでも除染を始めるそうです。少なくとも部分的に。でも政府が町全体、この地方全体を除染できるとは思えません。」

しかし政府はそれこそを目指している。チェルノブイリのように、事故があってからこれだけ経つのに、今だに立ち入り禁止区域がある。そんなことにならないよう日本では放射線で汚染されたゴーストタウンをまた甦らせようというのだ。
それを説明するのが環境省の除染チーム担当の小沢晴司氏だ。

    (環境省除染チーム:小沢晴司氏)
    「私たちが行う除染地域は、住民の方々が長いこと生活し、仕事を営んできた場所です。ここには畑、森、町、川や海があり、どれもが皆、強いつながりをもっています。この場所は、住民たちにはとても重要な意味があるのです。ですから除染作業をする際には、そのことを配慮しなければなりません。そして仮設の住宅などに暮らしている住民が、故郷に帰れるようにしてあげたいと思っています。」

環境省が開いている除染情報プラザでは、除染担当員が除染作業のプロセスを分かりやすく説明するモデルを見せてくれた。モデルを見る限り、念入りな庭仕事、という感じだ。

    (オガサワラカツヒコ氏)
    「どの除染作業でもまず取り除かれたものが、このフレキシブルコンテナの中に収集され、この中で保管されます。このフレキシブルコンテナの紫外線耐久年数を検査しましたが、3年から5年は使用に耐えます。」
    (このコンテナは放射線も遮断するのですか?)
    「いいえ、放射線は遮断しません。」

土壌を掻き、レーキでかきならし、つるはしで掘り返して、放射線で汚染された表土を15cm削り取る。
潅木を刈り込み、落ち葉を掃き集め、線量を下げる。まったくヘラクレスの大仕事である。
線量が一番高い地域だけでも、ほぼザールラントに匹敵する広さだ。
福島の山奥で私たちは除染作業に携わっている作業員の一人と落ち合った。
政府とやくざが怖いので顔も名前も隠しておきたいと言う。彼が言うには、やくざがこの除染という利得の多い仕事のほとんどを取り仕切っているという。公には政府は作業員に、危険手当を含め一日当たり約27000円払っている。作業員は線量の高い地域で働かなければいけないからである。
しかし、そのうち実際に作業員の手に渡るのはごく一部だ。彼はたとえば約1万円しか受け取らなかったという
残りはすべてやくざにピンはねされるのだ。作業員は嘘をつかれ、騙されているという。arrow関連記事:『原発作業員~福島原発事故・2年目の夏~

    (作業員)
    「作業の始めに仕事の説明会があったのですが、そこでは20km以内の警戒区域で働くなどということは一切言われませんでした。したがって、危険手当をもらう権利があるということも知りませんでした。」

彼は騙されたことを知ってその会社をやめ、2日後に他の会社で働き始めた。
支払は40ユーロ多くなったが、この会社は除染作業をあまり真剣に考えていないという。

    (作業員)
    「集めたものを除染区域と指定されている区域の反対側に持っていって捨てろ、という指示を受けました。それで指示に従い、とにかく全部反対側に持っていって捨てたんですね。どうして反対側に持っていって捨てるのかという理由に対しては、そこは除染区域に指定されていないので。そこに少しばかり汚染された枝が落ちていても問題ない、ということでした。」

しかし、こうして放射能物質が森のもっと奥深くに投げ込まれていいわけはない。

    (作業員)
    「ずっと急な斜面で働いているので、集めたものを上まで運ぶのはかなりしんどいのですが、上で監督が見張っていて、とにかく何でも下の川に投げ込め、と指示しました。最初は信じられなかったんですが、2度も3度もそう言われ、その指示がだんだん命令調になっていき、いいからさっさと早く川に投げ込め!とどなられました。それで私も、ほかの作業員と一緒にその指示に従わざるを得ませんでした。」

彼の話が正しいことを証明する情景があったが、ここでは法的理由からお見せすることができない。放射能のゴミを川に放棄? そんなことがあっていいのだろうか?
環境省の除染担当官に聞いてみたが、まさに役人の答えとしか言いようのないものが返って来た。

    (小沢晴司氏)
    「そのようなことがあったことに関しては本当に残念です。そのようなことが二度と起こらないようにこれから厳重にチェックしその旨各会社にも申し伝えました。」

しかしたとえ誰もがその指示に従ったところで原子力のゴミのきちんとした処理は、何世代にもわたる問題となるだろう。
福島だけでなく周辺の警戒区域外でもプラスチックの袋に一時的に土壌や潅木が詰め込まれ、ただ外に放置されているだけだ。
これらの袋は放射線を遮断することはできないが風や雨で散乱するのを防ぐためだという。
警戒区域外で除染の状態を測定している環境保護団体グリーンピースのメンバーに会った。彼の判断は明快だった。

    (グリーンピースメンバー)
    「これは即席の原子力廃棄物の保管所です。落ち葉、枝、土などを道路、森や野原から集めたものを並べている。これを見るだけで、こんなに大きい地域を除染しようなどという目論見が、いかに不可能かということを示しています。こんなことは希望のない企てに過ぎません。」

しかもこれらのプラスチックの袋は3年から5年しか耐久性がない。それまでにはこれらの汚染物質はちゃんと処分されなければいけないのだ。
もっとひどいのが、ここ福島市のような住宅地域での除染である。
一時的な保管場所さえつくるのが困難なため、ずっと恐ろしい安易な解決策がとられている。
それを証明するのがここにお見せする写真だ。まず放射線で汚染された表土を剥ぎ取り、それを袋に詰め、穴を掘り、そこに袋を並べ、新しく土をかけて、はい、除染完了、というわけだ。
こうして公園の地面の下に原子力廃棄物の保管場所がある。
これらの写真は、ある匿名希望の学校の教師が撮ったもので、どんなに無責任に除染作業が行われているか見せてくれた。

    (学校教師)
    「本来なら、剥ぎ取った表土は深く穴を掘って埋めるべきなのですが、しかし水道管や電気が通っているためそれができないので、それを家の前に積み上げて、ただプラスチックシートをかけて終わりなのです。」

放射線を出すゴミが居間の窓や子供たちが遊ぶ公園の真下にある。大量の袋が外に並べられ野放しにされている。官庁は「問題ありません」だ。

    (小沢晴司氏)
    「大量に保管している場所に関しては、3年間ということで住民の了解を得ています。3年以内にこれらを中間保管施設に運び出すことになっています。」

ここでの難点はしかし、これだけ大量の放射性物質を保管できる中間保管施設もないし、ましてや最終処分地もないことだ。
最終処分地は日本だけでなく、世界のどこにもまだないのである。
ここは福島県郡山市。このカフェで、近辺に住む、子供を持つ不安な母親たちが集まる。
放射線の影響を案じながらの生活は、心理的な負担が増すばかりだ。子供たちの将来を考えると、皆心配でならない。

    (ワタナベツモミさん)
    「子供が健康に成長してくれるだろうかと考えると不安でなりません。彼らも普通に子供を生んでいけるようになるのか。私たち大人はもう歳をとるだけですが、これから人生の始まる子供たちが気になります。」

このカフェでは、心配している母親たちが、放射線汚染のない遠い地方でとれた野菜や果物を購入できる。
それだけではなく、スーパーで買った野菜などをここで測定することもできる。

    (ノグチトキコさん)
    「これは食品用の放射線測定器です。自分たちが口にする食べ物が放射線で汚染されているかどうか検査します。この容器に食品を入れます。そしてこれごと測定器の中に入れます。測定が終わるまで、約30分かかります。」

測定結果は、このようにコンピューターで表示される。
これまで測定した中での最高値は、ある母親の庭で取れた葉っぱで8000ベクレルあったそうだ。
このグラフは私たちにはかなり複雑に見えますが、彼女は原子力物理学専攻なのか、訊いてみた。

    (ノグチトキコさん)
    「いいえ、私はただの主婦です。ここには専門家は誰もいません。ですから、測定してもその値が普通なのかどうかという返事はできません。これ、食べられますか、と聞く人が多いのですが、私にはそれはわかりません。専門家ではないので、私たちには測定結果を伝えることしかできないのです。」

しかしこうした測定を行わずにいられないということが、すでに政府や県に対して深く抱いている懐疑の念の表現だ。
彼らはことあるごとく繰り返してきた。「心配ありません、大丈夫です」と。

    (ノグチトキコさん)
    「黙ってても、政府は何もしてくれません。大丈夫、という答えが返ってくるだけです。そんな答えじゃ安心なんてできません。」
    (ソエダイチヨさん)
    「私は、県は何か重大なことを隠しているんじゃないかと思っています。それだけじゃなくて、何に関しても問題ない、と答えるのも。きっと計画の1部なんです、私たちがそれを誰かに伝えないように。」
    (ワタナベツモミさん)
    「事故があった後も、マスコミ、政府や県からは、信頼できる情報は一切入りませんでした。それで今、急に信じろといわれたってできません。」

若い母親たちをことに不安にしているのは、甲状腺がんの危険だ。チェルノブイリ事故の後、甲状腺がんがことに頻繁に発生したからだ。
それで福島県ではこれまでに36万人の18歳未満の児童を対象に甲状腺検査を行った。
これまでに3人の児童に甲状腺がんが見つかり、7人に甲状腺がんの疑いがあるとされている。この検査を担当している医師は、心配する理由はない、という。arrow関連記事:『子ども甲状腺検査で初めてがんの診断

    (安村誠司氏:福島県立医科大学医学部教授)
    「チェルノブイリでの調査を見ますと、事故後4、5年経ってからやっと甲状腺がんの発生が増加しています。それで、今回甲状腺がんが3人に、その疑いが7人にあるという結果は、被ばくとは関係がないと考えています。」

そのような発言は非科学的だ、と語るのは、北海道の国立がんセンターのガン専門医、西尾正道氏だ。

    (西尾正道氏:北海道国立がんセンター)
    チェルノブイリでは事故後4、5年はまったくそのような調査が行われなかったのです。ですから事故2年後で兆候が現れていた人があったかもしれないが、それはただ調査されなかったからわからないだけなのです。」

西尾氏は講演の中で、事故が原因で起こる結果が政治的な意図でもて操られていることを非難する。
子供が一年で被ばくする際の最大許容線量を簡単に20倍にしたことを、彼はまともな理性ではないと批判し、食品に含まれる放射性物質の許容量引き上げに関してはグロテスクだと語る。
例としてあげるのは、飲料水の200ベクレルだ。国際的な指針では、原発施設からの排水ですら、90ベクレル以上ではいけないことになっているのです。200ベクレルといえば、それの2倍以上なのですから大変な量です。

    (女性B)
    「それじゃあ、原発施設から排出される水を飲む方が安全なんですか?」
    (西尾正道氏)
    「そうですね、そういうことになります」

今までに検査された児童の40%で異常が発見された。そのほとんどは結節やのう胞だ。
それがすべてがんに発展するわけではない。しかし高い数字は気になる。
まったく問題ありません、と担当の医者は軽く聞き流す。

    (安村誠司氏:福島県立医科大学医学部教授)
    「これだけ大多数の児童を検査したことは今までになかったので、この40%という数字が高いのか低いのかということはわかりません。そして比較するデータが他にないので、今のところ、これが通常の数値なのだとみなしています。」

何もわからない限り、すべて大丈夫というのは、専門家の言葉にしては不思議な論理だ。
そう、そしてこの原発の廃墟もまだある。
ここでの今の最大の問題は、行き場のない高度の汚染水をどこに持っていくか、である。この水は事故を起こした原子炉を冷やすために使われ、溜まる一方だ。原発施設とその周辺はもうタンクでいっぱいで置き場がない。arrow関連記事:『止まらない放射性汚染水の漏出
こうして原発事故はまだまだ収束などしていない。

(報告:ヨハネス・ハーノ / 字幕翻訳:無限遠点)

※インタビューに答える安村誠司氏(福島県立医科大学医学部教授)は、福島県が実施している「県民健康管理調査」について極秘裏に議論していた検討委員会の委員である。関連記事:『福島健康調査で県と委員が「秘密の会合」!

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